矯正歯科 子供のうけ口矯正治療例
こんにちは、横浜駅近く、歯並びとかみ合わせ治療の横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。
うけ口は大きく分けると2種類あります。
一つは下顎が上顎に対して骨格的に前に出ているうけ口(骨格性反対咬合)です。重症なものになると手術が必要になることもあります。
もう一つが、骨格的にはうけ口でないが、歯の位置や傾きが悪くて、うけ口になってしまっているもの(機能性反対咬合)です。
後者の場合は、比較的容易にうけ口の治療ができます。
7歳のうけ口の子供
治療開始3か月後
このお子さんの場合は、骨格的には問題がなく、歯の位置の問題でうけ口になっていたので、歯を移動させる矯正治療により、3か月でうけ口が治りました。取り外しのできるマウスピースの床矯正装置を自宅にいる間のみ使用しました。
うけ口の矯正装置
その際に使用した矯正装置がこちらです。歯型をとってオーダーメイドの装置を歯科技工士さんに作ってもらいます。
装着したところがこんな感じ、
上の前歯を押し出すようにバネがついているのですね。
うけ口は放置すると、見た目が悪いだけでなく、かみ合わせが悪いため歯を失う原因にもなりますので、早目の治療をお勧めします。歯周組織が健康であれば年齢に制限はありません。
うけ口になっている原因やその重症度は、精密検査から診断します。矯正専門医による診断をうけるようにしましょう。