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2011年10月31日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

開咬反対咬合うけ口)、八重歯などでかみ合わせのバランスが悪いと、歯の破折や咬合性外傷などで歯を失う可能性が大きくなります。

歯をたくさん失ってからでは矯正治療はできません。予防的な意味で、歯が有るうちにバランスの良いかみ合わせ歯並びを手に入れましょう。


子供~大人まで 歯並びとかみ合わせのことなら 横浜の矯正歯科医院

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

ハロウィンの今日はとても素晴らしい秋晴れです。朝、家を出る時は眩しいくらいでした。

こんな日は外へ出ないと損ですよね。


子供~大人まで 歯並びとかみ合わせのことなら 横浜の矯正歯科医院

2011年10月30日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

就職活動に備えて、矯正治療を始めたいという学生が増えています。

歯並びによって人に与える印象は大きく変化するため、その意識は大切だと思います。

面接までに矯正治療が終わっているのが一番良いとは思いますが、

もし終わっていなくても、歯並びが悪いのをそのままにしている人と、悪いのを治そうと矯正治療している人と、どちらが良いでしょうか。矯正装置がついていて減点ということはないでしょう。

しかも、就職活動中に矯正治療をしているということは、入社する頃には美しい歯並びになっていますからね♪

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2011年10月29日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

今日は矯正治療中に起こる偶発症についてお話しします。

偶発症とは治療に伴って、たまに生じる不都合な症状を言います。

やはり、最も多いのがむし歯です。取り外せない矯正装置の場合、食べ物の残りが停滞しやすくなるので、何倍もの努力をして歯磨きをしないと、完璧には磨けません。

歯磨きの指導を受けて、しっかりと時間をかけて一本一本磨くようにしましょう。

他に理解しておくべき偶発症に、歯根吸収と歯肉退縮があります。

歯根吸収とは、歯の移動により、歯の根が短くなってしまう症状で、明確な原因はわかっていません。矯正力が強過ぎる場合や、大きく歯を圧下した場合、骨の幅を逸脱して歯を動かすような力をかけた場合は発症しやすいことが分かっていますが、適正な力でも起こることが稀に有ります。

歯肉退縮とは、歯ぐきが下がってしまうことで、中高年者が矯正治療をした場合に起こりやすくなります。若年者でも無理な非抜歯治療を行うと起こりやすいとされています。


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2011年10月28日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

矯正歯科治療中に象牙質知覚過敏を起こし、冷たいものが少ししみるようになることがあります。

ガタガタの歯並びが綺麗に並んでいく移動の過程で、一部の歯のかみ合わせが強くなってしまうことがありますが、

こういった歯の根の先では循環障害が起こり、歯髄(歯の神経)の閾値が低下することによって知覚過敏が生じると考えられています。

しみた時点で、強く当たっている部分を削ってかみ合わせの調整をすれば治りますが、更に歯が移動して全体がバランス良く当たるかみ合わせになれば自然と治りますから、私はできれば少し我慢してもらってなるべく歯は削らないようにしています。


子供~大人まで 歯並びとかみ合わせのことなら 横浜の矯正歯科専門医院

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

歯医者への通院をサボってしまった方に、非常に良くあるのが、歯が抜けたところを放置したために、隣の歯が倒れてきてしまったり、かみ合わせの相手の歯が飛び出してきてしまっているケースです。

こうなった場合、元に戻せるのは矯正治療のみですが、重症になると矯正治療も不可能になります。かみ合わせはどんどん崩れていき、お口の中は老化へまっしぐらです。

歯が抜けたところは絶対に放置せず、早目に補綴治療(ブリッジ、インプラント、入れ歯)をするか、矯正治療ですき間を閉じるようにしましょう。

→歯が抜けたすき間を矯正歯科治療で閉じる


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2011年10月27日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

うけ口(反対咬合)の矯正歯科治療は、他の不正咬合と比べて、早期に始めた方が良いとされています。

早目に正しいかみ合わせにすることにより、良い成長パターンに近づけます。

うけ口の治療のためには、上顎の成長を促進させる必要がある場合が多いのですが、上顎の成長は下顎の成長より早く止まってしまうため、受診が遅いと成長のコントロールによる骨格的な治療ができなくなります。

成長終了後にうけ口を治す場合は、歯を傾けてカムフラージュしたり、抜歯して歯を引っ込めたりする治療となります。骨格的な治療を必要とする場合は手術となります。


子供~大人まで 歯並びとかみ合わせのことなら 横浜の矯正歯科専門医院

→矯正歯科 治療の開始時期について

→矯正歯科 不正咬合その6 反対咬合(うけ口)について

→矯正歯科 さまざまな不正咬合

2011年10月26日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

むし歯や破折で歯を抜かなくてはならなくなった場合、歯を補う必要があります。

放っておくと、かみ合わせが崩れてしまうからです。取り返しのつかない大事態になってしまうことも非常に多くあるので絶対放置しないようにしましょう。

歯を補う方法は、

・インプラント
・ブリッジ
・入れ歯

の3択が基本になりますが、もうひとつ忘れてはいけないのが矯正治療です。

歯を移動することにより、すき間を閉じることができる場合があります。

歯の抜けたすき間を使って、歯並びのガタガタをほどいて、歯並びを綺麗にできることがあります。

転んでもタダでは起きないとういうような治療法です。歯を抜かなくてはならなくなった場合、一度矯正専門医に相談してみると良いと思います。

→矯正歯科治療とブリッジ

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こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

今日は気温も低く、しかも風が冷たかったですね。

薄手のニットで出かけてしまった私は、思わず強い風にブルッときてしまいました。

10月にしてはずっと暖かかく気分が良かったのですが、ようやく秋本格化ですね。


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2011年10月25日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

日本矯正歯科学会で発注した、最新の分析ソフトが今日到着しました。

これからマニュアルを頑張って読み進めていきたいと思います。

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→最新の矯正歯科分析ソフトを導入しました

→矯正歯科 検査資料の分析はどのようにしているのか

→矯正歯科治療の一般的な流れについて


子供~大人まで 歯並びとかみ合わせのことなら 横浜の矯正歯科専門医院

こんにちは、神奈川県横浜市の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

マウスピースの矯正装置(インビザライン・アソアライナー)では、歯並びの治療をしながら、歯のホワイトニングをすることができます。

徐々に歯並びが綺麗になりながら、歯も白くなっていくというわけです。

ホワイトニングをしながら矯正治療ができるのは、マウスピース矯正と舌側矯正(裏側矯正)のメリットですね。

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⇒⇒横浜フォルテ矯正歯科 マウスピース矯正ガイドはこちら

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2011年10月24日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

医科や歯科の学会では、商社展示といって、業界の製品を扱う企業のブースが沢山あります。

歯科の中でも矯正歯科とインプラントは伸び続けている分野で、当然、市場も拡大しています。

よって新しい製品が次々と開発されており、商社展示も上々の賑わいです。

全てを購入するわけにはいかないので、業者の方の説明を聞いたり、パンフレットを見たりするのですが、やはり一番信用できるのは矯正歯科医師の評判、口コミです。

矯正歯科界は狭い業界ですので、良い評判も悪い評判も広まるのは速いと思います。


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2011年10月21日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

日本矯正歯科学会で画像分析ソフトを購入しました。

CephaloMetrics AtoZの最新バージョンです。矯正専用のレントゲンや顔貌写真、模型の分析に用います。

安い買い物ではなかったですが、せっかく採得させていただく資料ですから、常に高精度の分析をしたいと考えています。


→矯正歯科 検査資料の分析はどのようにしているのか

→矯正歯科治療の一般的な流れについて


子供から大人まで 歯並びとかみ合わせのことなら 横浜の矯正歯科専門医院

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

日本矯正歯科学会から帰ってきたばかりですが、鉄は熱いうちに打てということで、記憶が新鮮なうちに学会のことをブログに綴っていきたいと思います。

今大会は第4回国際会議も兼ねていまして、WFO(World Federation of Orthodontics;世界矯正歯科医連盟)会長のRoberto Justus先生の講演を拝聴してきました。

講演の内容は、小児矯正治療に焦点を当てたもので、子供のうちに矯正治療をはじめることがいかに大きなメリットをもたらすかということを再確認できるものでした。

子供の矯正治療は

・歯の外傷、歯根吸収の抑制

・永久歯抜歯の必要性の軽減

・口唇閉鎖能力の獲得

につながります。

また、Justus先生は出っ歯に対する機能的矯正装置の効果について否定的です。機能的矯正装置とは、下顎の成長を促すことにより、出っ歯を治療するマウスピースです。長い歴史が有り、現在でも世界的に、もちろん日本でも多く用いられていますが、実はその効果については最近特に意見が分かれています。

もしかすると数十年後には効果のない装置として、廃れているかも知れません。

最近、日本の保険適用から除外された抗生物質の除外理由が「効果を認めないため」だったそうです。

日々進歩する医療の世界に身を置くのであれば、新しい知識を得ることは義務と言えます。

そうしなければ、患者さんが不利益を被ってしまいます。


→矯正歯科治療の開始時期について

→乳歯の歯並びはすきっ歯が理想的

→健康的で美しい歯並びを手に入れるための矯正歯科治療

→歯並び、かみ合わせに影響を与える悪習癖


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2011年10月20日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

学会も終わり、今日名古屋から帰って来ました。

今回の日本矯正歯科学会は第70回という節目の年でした。

70年前は誰も知らなかった矯正治療も今では知らない人はいません。

日本は少子化傾向へ転じてから久しいですが、今回のセミナーで発表された統計データによると、矯正歯科治療の受診者数は減少したことが無く、年々増加しているそうです。

矯正歯科先進国の欧米諸国、韓国には受診率で及ばないのですが、これからさらに接近していくことが予想されます。

アメリカでは歯並びが悪いと、家庭環境を心配されるというほどですから、国際社会では歯並びの治療は必須と言えるのではないでしょうか。

一人でも多くの方の力になれるよう、日々精進していきます。


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2011年10月16日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

明日からの日本矯正歯科学会に出席するため、名古屋に来ています。

今年の秋は、まだ暖かく過ごしやすいので、荷物がかさばらず出張には助かりますね。

名古屋もとてもいい気候です。


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2011年10月15日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

銀歯を白くしたいという希望は皆さんあるはずです。セラミックなど奥歯の白い歯は保険が利きませんが、やはり審美性では銀歯とは比べ物になりません。

ただ、矯正治療を同時に考えている方は注意が必要です。順番としては矯正治療をしてから、銀歯をセラミックに変えることになります。

逆に先にセラミックに変えた場合どんなデメリットがあるのでしょうか。

かぶせ物の歯は、その時の歯並びに合わせて作るので、矯正治療する前の悪い歯並びに合わせて、咬むように作ることになります。

よって歯並びが良くなると、ピッタリ咬み合わなくなってしまいます。

せっかく高価な歯を入れたのに、それでは勿体ないというものです。

矯正治療をして、綺麗な歯並びになってから白い歯に変えた方が、より良いものを入れられます。かみ合わせのバランスも良くなっているので、かぶせものも長持ちします。

ちなみに、ホワイトニングと矯正治療を両方行う場合も、矯正治療が先になります(舌側矯正の場合は除く)。

→矯正歯科治療とホワイトニング

→矯正歯科治療とブリッジ


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2011年10月14日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

ブリッジが入っているのですが、矯正歯科治療はできますかと質問されることがあります。

ブリッジとは、歯を失った時に、両隣の歯を削って橋渡しにするかぶせもののことです。

ブリッジを外せば、歯を1本1本動かせますので、矯正治療は可能です。

またブリッジを外した時のスペースを利用して、歯並びのデコボコをほどいたり、八重歯を下してきたり、出っ歯を引っ込めたりすることができることがあります。

矯正治療後にスペースがなくなって、ブリッジにしなくても良くなることもあります。

→矯正歯科治療と合わせて銀歯を白くすることを考えている方へ

→矯正歯科治療とホワイトニング

→歯が抜けたすき間を矯正歯科治療で閉じる!

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2011年10月12日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

口元の印象というのは大切で、美しい歯と歯並びであれば相手に好印象を与えることができます。

また、健康的な歯並びは若々しい印象を与えることができます。

では、逆に老けて見えてしまう口元とはどんなものでしょうか。

☆口元が原因で老けて見えてしまう理由

・歯を失い、かみ合わせの高さが下がっている。

おじいちゃん、おばあちゃんで口元がクシャっとつぶれたようになっている方がいらっしゃいますよね。それはかみ合わせを支える歯を失ってしまっているからです。かみ合わせの高さが下がると、しわも増えて確実に老けていまいます。

・歯ぐきが下がっている

加齢とともに歯ぐきは下がっていくものですが、口の中が不衛生だと歯周病が進行し、どんどん歯ぐきや骨が痩せてしまいます。また、かみ合わせが悪いと、バランスの悪い力がかかってしまい、局所的に歯ぐきや骨が痩せていきます。衛生面に関しては努力で何とかなりますが、かみ合わせが悪い場合は努力でどうにかなるものではないので矯正治療をした方が良いでしょう。

・歯が削れている

若い人の歯は、あまり使っていないため削れていません。よって歯が削れていると老けた印象を与えます。やはりかみ合わせが悪いと、局所的に歯が削れる原因となることがあります。歯ぎしりで歯が削れてしまう方の場合は、ナイトガードを作成した方が良いでしょう。

・歯が変色している

加齢とともに歯は白い輝きを失っていきます。その変化は緩やかですが、歯の神経をとると、歯は枯れ木となり、急速に白さを失っていきます。

・銀歯が多い

若い人の生えたばかりの歯は白いですから、銀歯が多いとやはり老けた印象となります。


なんとなく相手から老けた印象を受けるのは、口元が原因かもしれません。

いつまでも口元が若々しい方と言うのは、歯並び、かみ合わせが良く、また御自身の意識がとても高い方ばかりです。

→健康的で美しい歯並びを手に入れるための矯正歯科治療


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2011年10月10日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

今日は体育の日でしたね。私はスポーツジムへ行って汗を流してきました。

忙しい時でも何とか時間をつくり、週に1~2回は通うようにしています。

患者さんに健康について薀蓄をたれる立場ですから、自身が不健康な生活をしていてはいけません。

体を動かすと気分も晴れますし、皆さんも健康のために適度な運動をしてくださいね。

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木です。

検査でどんな資料を採得し、どのように分析するかをお話ししてきましたが、

結局どのような治療の方針を選択するための分析かと言うと、一生の健康につながる治療です。

矯正治療というと、審美目的だけのように考えている人もいるようですが、

かみ合わせが変わるのですから、全身の健康に関わらないわけがありません。

そして、健康的な歯並びを得れば、結果的にそれは最も自然で美しいものです。


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→矯正歯科治療の一般的な流れについて

→矯正歯科 検査資料の分析はどのようにしているのか

2011年10月 9日

こんにちは、神奈川県横浜市西区の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

前回、矯正の検査では、歯型、かみ合わせの記録、レントゲン、お口の写真、お顔の写真をとり、それを分析して、治療方針を決定するというお話しをしました。

→矯正歯科治療の一般的な流れについて


今回は、私たちがどのようにその資料を分析しているのかについてお話しします。


1.模型(歯型とかみ合わせの記録から作成)

歯型から作成した模型の歯の大きさを一本一本、矯正歯科用ノギスで計測していきます。
また、歯の大きさだけでなく、歯並びの幅や、骨の幅も測っていきます。

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そしてそれを、日本人の平均値と比較します。歯は成長して大きくなったりはしませんので、平均値は男女の2種類しかありません。

こうして歯や歯並びの幅、骨の幅の大きさを判定していきます。ここから歯と骨の大きさのバランスがわかります。一般的に骨に対して歯が大きければ叢生(デコボコの歯並び)や八重歯になります。

模型は歯並びを裏側からも見ることができるので、かみ合わせの精査には最も有効な資料です。


2.レントゲン

まずお口全体を見渡せるレントゲンから、歯と骨の健康状態を把握します。お子様の場合は、はえ変わりの状態や、永久歯がちゃんと全部有るかどうかの確認をします。

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次に横顔のレントゲンから骨格的な分析をします。

kyousei-bunseki03.jpg

顎の位置や形態の精査をします。また、歯の軸の傾きなども分析します。

これをまた平均値と比較します。成長があるので、年齢、性別に分けて多数の平均値が用意してあります。

この分析から、例えば出っ歯が、骨格的に上顎が出ているのか、あるいは歯の傾きが前傾なのかといったことがわかります。受け口の場合も同様です。


3.お口の写真

模型には無い、色覚的な情報があります。歯や歯茎の色、かぶせ物の種類などがわかります。
かみ合わせに関しては模型の方が情報が多いので、模型で精査します。

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4.お顔の写真

レントゲンが硬組織の分析であるのに対して、顔貌写真は軟組織の分析です。
軟組織分析にもさまざまな計測方法がありますが、最も有名なのがE-line(Esthetic line)です。

これは、横顔の鼻先から顎の先に引いたラインのことで、上唇と下唇の先がこのライン上に乗っているか、少し引っ込んでいる横顔が美しいとされています。

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御存知でない方も多いのですが、矯正歯科治療をおこなうと、顔立ちも変化します。きちんと分析をして、プロファイルを考慮した診断であれば、治療により顔立ちも美しく変化します。無理な非抜歯治療はプロファイルを損ねてしまう(口元が出てしまう)ことがあるので注意が必要です。

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2011年10月 8日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

これから矯正歯科治療をお考えの方のために、矯正歯科治療の一般的な流れについて簡単にお話しします。

まずは相談(カウンセリング)から始まり、検査、分析、診断、治療、保定となります。どんな症例でもこの流れは変わりません。


STEP 1.相談

まずはカウンセリングから始まります。歯並び、かみ合わせなど、気になるところをドクターへ伝えましょう。ドクターはお話しを聞いた後に、お口の中を診察します。お口の中を見てわかる範囲で、問題点、必要な装置、治療期間、費用などを説明します。治療をしなかった場合に将来どのようなデメリットが有るかも聞いておきましょう。


STEP 2.検査

検査の内容は一般的に、歯型かみ合わせの記録レントゲンお口の写真お顔の写真です。
その他、必要に応じて専門的な検査を行う場合が有ります。通常1回の通院、30分程度です。

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STEP 3.分析

ドクターの仕事です。専用の分析ソフトを用いて行います。

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STEP 4.診断

検査結果と患者さんの希望をふまえ、治療方針を決定します。さまざまな装置がある中から最も症例に適したものを選択します。また、抜歯するかどうかもこの段階で決定します。

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STEP 5.動的治療(歯を動かす治療)

治療方針に基づいて、歯並び、かみ合わせを良くしていきます。
通院頻度は一ヶ月に一回が目安です。1回の治療時間は処置の内容により15~60分くらいです。治療期間は1年半から3年くらいが平均的です。


STEP 6.保定

歯を動かす矯正治療を終えたら、リテーナーと呼ばれる後戻り防止用の装置を1年半~3年くらい用います。

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全てのSTEPが重要です。次回は検査資料を私たちがどのように分析して診断しているのかについて少し詳しくお話しします。


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2011年10月 7日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木です。

どんな医療でもそうですが、矯正治療もドクターと患者さんの連携によって初めて大成功を収めることができます。

矯正治療では取り外せる装置を使うことも多いので、装置を使わなければ治療も進まないのです。

ドクターは装置の使用法を説明し、なるべく違和感が少ないように調整をしていきます。

装置によってはなかなか大変なものもありますが、使用時間が足りないと十分な効果が得られません。

ドクターは歯磨きの指導をし、むし歯のチェックをします。

でも、毎日の磨き残しをチェックすることはできませんから、口腔衛生の自己管理が必要です。

協力度が高い患者さんの治療は本当にスムーズに進みます。

私も矯正治療経験者ですから大変さはわかりますが、治療期間の短縮と、一生の健康に結びつくことですので頑張ってくださいね。


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2011年10月 6日

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iphone, ipod, ipad, imac,macbookと、私の生活は彼の素晴らしいインスピレーションにより豊かなものになりました。

謹んで御冥福をお祈りいたします。

2011年10月 5日

こんにちは、横浜市西区の矯正歯科医の鈴木です。今日は一日中、雨でしたね・・・。

僕はと言うと、雨の中スポーツジムへ体を動かそうと行ったところ、休館日でした(^^;


このところ急に涼しくなったため、風邪をひいてしまった患者さんが多くいらっしゃいます。

うがい、手洗いはもちろんですが、冷えないよう服装にも気をつけてしっかり予防してくださいね。


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こんにちは、横浜駅近く、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

先日、ディズニーアカデミーという東京ディズニーリゾートのおもてなしを学ぶ講習会に参加しました。

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東京ディズニーランドの接客は世界一とも言われるほどで、実際にそのホスピタリティを感じる機会が一日に何度もあります。会場に着いた時も、飲み終わったコーヒーの容器を持っていた私にキャストの方がすぐに気付き、「よろしかったら捨てましょうか?」と声をかけてくださいました。

歯科医院はテーマパークとはもちろん違い、どちらかというと苦手な人が多いところです。

そんな中で患者さんに少しでも良い気分になって帰っていただけるようなホスピタリティ溢れる医院づくりを、是非とも心がけたいと思います。


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2011年10月 4日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木です。

八重歯を抜歯するべきではないと言うお話しは何度かさせていただきましたが、矯正治療では例外としてごく稀にだけ八重歯を抜歯することがあります。

それはどんな場合かと言うと、

・八重歯のむし歯が著しく進行してしまっている

・八重歯のまわりの歯ぐきや骨が著しく痩せてしまっている

この2パターンぐらいです。

つまり健康な八重歯を抜くことはまず無いということです。

あとは患者さんの強い希望で、治療期間に制限がある場合のみ、やむなく選択せざるを得ないという感じです。

→八重歯は抜歯しないで

→なぜ八重歯になってしまうのか

→八重歯の歯並びで気をつけて欲しいところ


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2011年10月 3日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木です。

私の好きな言葉に「凡人は失敗に学び、賢人は歴史に学ぶ」というものがあります。

世界史の教科書に登場する、ドイツの宰相ビスマルクの言葉ですが、私は以前に友人に教えてもらいました。

彼は政治家だったわけですが、私はこの言葉を医療人として座右の銘としています。


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2011年10月 2日

こんにちは、横浜市西区、歯列矯正専門医院の横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

取り外しのできる矯正装置、保定装置(リテーナー)の汚れや臭い、あるいは歯石が気になることがあると思います。

そういった時は、矯正装置専用のクリーナーが歯医者さんやネット通販で買えるので利用してみてください。

「リテーナーブライト」や「リテーナーシャイン」という商品がおすすめです。

水に溶かして使うタイプになります。

薬局で買える入れ歯洗浄剤でも綺麗になるのですが、金属の部分が脆くなるので多用は控えて下さい。


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2011年10月 1日

こんにちは、横浜駅近く、歯並びとかみ合わせ治療の横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

もし永久歯が、乳歯の外側や内側など変なところから生えてきてしまったら、早目に歯科医院でみてもらってください。

永久歯は本来、乳歯の真下から根っこを吸収して生えてくるものなのですが、歯の埋まっている位置が悪かったり、乳歯のむし歯が進行して根っこに膿がたまっていたりすると、それを避けて外側や内側から生えてしまったりします。

これは異所萌出と言う、立派な病名がついています。歯並びやかみ合わせの崩れる原因となることもあるので、早期に対処すべきです。

お子様のお口の中は、むし歯の進行も非常に速いですし、歯並び、かみ合わせも変化していきます。一生のお口の健康を左右することもあるので、歯科医院への定期検診の受診をおすすめします。

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鈴木剛史

横浜フォルテ矯正歯科
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区
鶴屋町2-24-1
谷川ビルディング
ANNEX館 4F

横浜駅西口4分

横浜フォルテ矯正歯科
院長 鈴木剛史

【経歴】
私立神奈川大学附属高等学校卒業
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
東京医科歯科大学大学院顎顔面矯正学分野専攻課程修了

【大学卒業年】
2005年

【所属学会】
日本矯正歯科学会 認定医
東京矯正歯科学会
WFO(World Federation of Orthodontists)世界矯正歯科医連盟
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会
バイオオルソ研究会(東京医科歯科大学矯正歯科OBによる矯正歯科治療の勉強会)
インビザライン認定ドクター
インコグニート認定ドクター