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2012年10月22日

こんにちは、横浜駅近く、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

歯の位置は、唇、舌、そして頬から加わる圧力のバランスにより決まっています。

歯が最初に生えた位置が全てでは無いのです。

例えば、内側に歯が生えたとしても、すき間さえあれば歯は舌の圧である程度は前に押し出されていきます。

その証拠に、すきっ歯の人で歯並びがガタガタの人はいません。

舌の圧で、自然に舌の形に並ぶのです。すきっ歯なので見た目はもちろん良くないのですが、ガタガタにはならないのです。

このように舌の力は歯を動かすのに十分なので、いつも舌で前歯を押してしまったり、舌を歯と歯の間に挟んでしまうような癖があると、歯並びが悪くなってしまいます。

また、いつも口を開いていて、唇の圧がしっかりかからないと、徐々に出っ歯になってしまいます。

指しゃぶりを長くしていて、異常な頬圧がかかると、上顎の歯並びが狭くなってしまいます。

⇒歯並び、かみ合わせに影響を与える悪習癖

⇒下唇を噛む癖があると出っ歯になってしまいます

⇒指しゃぶりをやめさせる方法


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2011年10月31日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

開咬反対咬合うけ口)、八重歯などでかみ合わせのバランスが悪いと、歯の破折や咬合性外傷などで歯を失う可能性が大きくなります。

歯をたくさん失ってからでは矯正治療はできません。予防的な意味で、歯が有るうちにバランスの良いかみ合わせ歯並びを手に入れましょう。


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2011年9月26日

こんにちは、横浜駅近く、歯並びとかみ合わせ治療の横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

歯並びかみ合わせに悪い影響を与える可能性が有るので、早期になおすべき癖についてお話しします。

1.指しゃぶり(吸指癖)

遅くとも5歳までにはやめるべきです。6歳ころから永久歯が生えてきますが、指しゃぶりをしていると、出っ歯開咬になってしまいます。


2.唇をかむ(咬唇癖)

これも出っ歯の原因となります。下唇が上の歯と下の歯の間に入り込むため、上の前歯が前に出てしまい、下の前歯が後ろに倒れてしまいます。結果として、極端な出っ歯になることが多いです。


3.爪を咬む(咬爪癖)

叢生歯並びの乱れ)や開咬の原因となります。爪だけでなく、服などを噛んだりする癖でも同じです。


4.舌突出癖(異常嚥下癖、幼児型嚥下)

飲み込み方が悪くて、歯と歯の間に舌を挟んで飲み込んでしまう癖です。開咬の原因となります。一般の人がこの癖に気付くのは難しいので、前歯がかみ合わさらずに奥歯だけが当たっているようなら早目に矯正歯科を受診しましょう。


5.頬杖

特に成長期にやっていると顎が左右どちらかに曲ってしまうことがあります。一旦曲ってしまったら後は手術でしかまっすぐにすることはできませんから、頬杖はつかないようにしましょう。


6.口呼吸

正常な鼻呼吸ができず、いつも口を開けて息をしている状態です。鼻が良く詰まっている方、扁桃腺が腫れている方、口輪筋が弱い方などに多く見られます。出っ歯の原因となります。


早目にやめさせないと取り返しのつかないほどの悪影響をおよぼすことがあります。


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2011年8月25日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

開咬は噛むのに不便なだけでなく、歯を失うリスクがとても高い歯並びです。

人間の咀嚼時の咬合力はおよそ10kg~20kgであり、

開咬の場合はわずか数本の奥歯だけで負担することになります。

このため、奥歯がそれに耐え切れずに破折してしまうケースが多くあります。

1本失うとバランスが崩れて、2本、3本と失っていくというのが開咬の咬合崩壊パターンです。

8020(80歳で残存歯20本)の調査結果から、開咬だと8020はほとんど達成できないという研究データがあります。

虫歯や歯周病にかからないように良く歯磨きをしていても、歯並びが原因で歯を失うこともあるということを覚えておいてください。


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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

開咬とは、カチッと噛んだ時に奥歯しか当たらず、前歯が当たらない歯並びのことです。

何せ、前歯が当たらないため物が噛み切れず、とても不便な歯並びです。

開咬を主訴に来院された別々の患者さんに同じことを言われたことがあります。

「前歯でものを噛み切るのが夢なんです!」

そして矯正歯科治療を終えて、前歯で噛み切れるようになると、

それはそれは嬉しそうにその喜びを語ってくれました。

矯正歯科医冥利に尽きる瞬間でした。


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2011年8月23日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

不正咬合にはいくつかの種類(病名)があります。

叢生、上顎前突、反対咬合、空隙歯列、過蓋咬合、開咬などです。

そして日本人の不正咬合の内訳は以下の通り。

不正咬合の種類.jpg
平成17年歯科疾患実態調査より

わからない矯正歯科用語もあると思うので、簡単に解説します。

叢生・・・歯並びのガタガタを指します。顎の大きさに対して歯が大きい場合、
     逆に言うと、歯の大きさに対して顎が小さい場合に生じます。
     八重歯もこのなかに含まれます。

上顎前突・・・いわゆる出っ歯のことです。上顎自体が前に出ているものと
        歯が前に出ているものがあります。

空隙歯列・・・すきっ歯と呼ばれるものです。叢生とは逆の原理で、
        顎が大き過ぎたり、歯が小さすぎたりすると生じます。
        また歯が足りなかったり、舌が大きかったりしても生じます。

過蓋咬合・・・噛み合わせが深くて、噛んだ時に下の歯がほとんど隠れてしまう
        歯並びを言います。

開咬・・・過蓋咬合の逆で、噛んだ時に奥歯だけが当たり、前歯が当たらない
     歯並びを言います。前歯で噛み切れないため、とても効率が悪い
     咬み合わせです。

反対咬合・・・上の前歯が下の前歯が前に出ている歯並びです。うけ口とも
        呼ばれます。

それぞれの不正咬合がどのような悪影響を及ぼすかを、次回から話していきます。

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開咬
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鈴木剛史

横浜フォルテ矯正歯科
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区
鶴屋町2-24-1
谷川ビルディング
ANNEX館 4F

横浜駅西口4分

横浜フォルテ矯正歯科
院長 鈴木剛史

【経歴】
私立神奈川大学附属高等学校卒業
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
東京医科歯科大学大学院顎顔面矯正学分野専攻課程修了

【大学卒業年】
2005年

【所属学会】
日本矯正歯科学会 認定医
東京矯正歯科学会
WFO(World Federation of Orthodontists)世界矯正歯科医連盟
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会
バイオオルソ研究会(東京医科歯科大学矯正歯科OBによる矯正歯科治療の勉強会)
インビザライン認定ドクター
インコグニート認定ドクター