矯正歯科 手術を必要とする場合の矯正治療
こんにちは、横浜駅近く、歯並びとかみ合わせ治療の横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。
受け口や出っ歯で、骨格的な不調和が著しい場合は、矯正治療だけでは治すことができず、手術を併用することになります。
この場合、顎変形症(がくへんけいしょう)という病名で、矯正治療も手術も保険適用になります。ただし大学病院など特定の施設でないと保険適用で治療をうけることができません。
治療の順序としては、まず、術前矯正治療を行い、その後に手術、そして最後にまた術後矯正治療を行います。
最初に手術をすれば、すぐに顔貌が良くなるような気がするかも知れませんが、それでは全く咬み合わせが不十分で手術の結果が安定しません。ですので、術前矯正治療により、手術をすれば確り咬み合わさるような状態をあらかじめ作っておくのです。これにより安定性の高い治療結果を得ることができます。術前矯正治療は1年半~2年くらいかかります。
手術は全身麻酔で行い、入院は平均10~14日くらいです。
手術後に仕上げにまた矯正治療を行います。およそ1年ほどとなります。