インプラントと移植の選択
こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。
歯を1本失った場合、ブリッジだと両隣の歯を削らなくてはなりませんが、インプラントであれば、隣の歯を削らずに歯を補うことができます。
歯を補う方法はもう一つ、これは不要な歯が有ればという前提の元ですが、歯の移植という選択があります。
余分な歯を一旦抜いて、歯を失ってしまった部分に移すのです。
使っていない親知らずや、矯正治療のために抜かなくてはならない歯などが移植の対象になります。
ただし、移植した歯の残存率は高くは無く、10年予後で60〜80%程度と報告されています。インプラントは実績の有る医院であれば、10年残存率は95%を超えています。
移植がうまくいかなかった時にインプラントという選択もありますが、移植歯が抜けてしまうような時は、骨の状態も悪くなっていることが多いので、インプラント埋入にも不利になります。
費用としては移植の方が安いのですが、長い目で見るとまだインプラントにアドバンテージが有る症例が多いと思います。
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