子供の矯正治療は早ければ早いほど良いというものではありません
こんにちは、横浜市西区、横浜駅の横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。
近年の矯正歯科治療の普及によって、親御さんは皆、子供の歯並びを気にされるようになりました。
歯並びへの意識が高まることは、子供たちの健康のために良いことです。
しかし中には治療を急いでしまっているというか、周りのママ友の子供たちが矯正治療を始めたことに焦り、まだ治療の時期ではないのに開始したがる親御さんがいらっしゃいます。
身長の伸び方が子供によって異なるように、歯の生え変わりや顎の成長などのペースもそれぞれです。
治療開始が早過ぎ、生え変わりが不十分な状態から治療を始めても(うけ口は例外)、ただ治療期間が長くかかるだけです。
また、まだまだ成長のスパートをこれから迎えるような段階で本格矯正治療(ブラケットとワイヤーによる矯正治療)を終えると、保定期間中に顎が成長して、せっかく作ったかみ合わせが崩れてしまうこともあります。
子供によって矯正治療の最適な開始時期はある程度の幅があります。
最適な時期を逃さないことはとても大事ですが、ただ早ければ早いほど良いというものではありません。
お子さんの矯正治療の最適な開始時期はいつか、子供の矯正治療を得意としている矯正専門医に見極めてもらうのが良いでしょう。
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