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2016年1月28日

成長期にある子供では、歯並びを広げるために取り外せる拡大床矯正装置(マウスピース)がよく用いられます。

歯型をとり、歯列にピッタリ合うオーダーメイドの装置を作ります。

Expansion plate(Maxilla).jpg

画像のように矯正装置の真ん中にネジがついていて、これを矯正歯科医の指示のもとに1〜2週間に回します。すると装置が横に0.2mm広がるようになっています。

広げたばかりの装置をはめると少しキツい感じがしますが、しっかり使用時間を守れている子供であれば装置がピッタリ合っているので痛みを伴うことはほとんど有りません。
広がった装置を毎日はめていることにより、歯並びも広がっていきます。

解説の動画です↓

使用時間は矯正歯科医院によりややバラつきがありますが、横浜フォルテ矯正歯科では1日あたり10〜14時間を目安にしています。当院の子供は学校には持っていきませんが、十分な効果が出ています。

動画を見ると簡単に歯並びが広がり、永久歯が綺麗に入るように思えるかも知れませんが実際にはそんな単純な話ではありません。

歯列の拡大には限界があり、装置を頑張れば無限に広がるなどということは当然ありません。無理な拡大をすると噛み合わせが悪くなってしまいますし、後戻りも起こりやすいのです。

骨折り損にならないために、拡大床矯正装置を使用する意味があるかどうかは矯正専門医院に相談することをオススメします。

⇒横浜フォルテ矯正歯科 子供の歯列矯正ガイド(小児矯正ガイド)はこちらです
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鈴木剛史

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横浜フォルテ矯正歯科
院長 鈴木剛史

【経歴】
私立神奈川大学附属高等学校卒業
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
東京医科歯科大学大学院顎顔面矯正学分野専攻課程修了

【大学卒業年】
2005年

【所属学会】
日本矯正歯科学会 認定医
東京矯正歯科学会
WFO(World Federation of Orthodontists)世界矯正歯科医連盟
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会
バイオオルソ研究会(東京医科歯科大学矯正歯科OBによる矯正歯科治療の勉強会)
インビザライン認定ドクター
インコグニート認定ドクター