床矯正装置による歯列(歯並び)の拡大には限界があります
子供の矯正治療には床矯正装置(取り外しのできるマウスピース型矯正装置)が用いられます。
その中でもメジャーなのが、拡大床装置です。
真ん中にネジがついていて、これを1〜2週間に1度つき回転させて歯並びの幅を広げていきます。1回の拡大量は0.2mmというものが一般的です。
この装置により、歯並びのデコボコを解いたり、永久歯の萌出スペースを獲得したりする効果があります。
しかし当然のことながら、歯並びを広げられる量には限界があります。
限界を超えた無謀な拡大をしてしまうと、歯は外側に異常な傾斜を呈するようになります。
こうなってしまうと噛み合わせがおかしくなりますし、そのような不自然は歯並びは全く安定しません。
「とりあえず広げておく」という安易な考えで失敗している矯正治療例を見ることもありますので注意が必要です。
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