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2014年12月11日

歯並びのデコボコが重度な症例や、出っ歯の前歯を引っ込める量が多い症例の矯正治療では、スペースの獲得のために抜歯が必要になることがあります。

歯列矯正のための抜歯は、ほとんどの場合が小臼歯を選択します。

小臼歯は上下左右に2本ずつ有り、前から数えて4番目の歯が第一小臼歯、5番目の歯が第二小臼歯です。

例えば、第一小臼歯を抜歯すると矯正治療のためには最も有利なのだけれど、第二小臼歯の方が状態が悪いという場合が有ります。

状態が悪いというのは、失活している(神経や血管を取っている)、膿みが溜まっている、深い虫歯がある、歯根が短い、歯根が割れている、銀歯である、などです。

程度にもよるのですが、そういった場合は状態が悪い方の歯を抜歯した方が良いでしょう。そのための抜歯部位の変更により、矯正治療の期間が延びてしまうことが多いですが、それでも長い目で見るとメリットが大きいと言えます。

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鈴木剛史

横浜フォルテ矯正歯科
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横浜フォルテ矯正歯科
院長 鈴木剛史

【経歴】
私立神奈川大学附属高等学校卒業
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
東京医科歯科大学大学院顎顔面矯正学分野専攻課程修了

【大学卒業年】
2005年

【所属学会】
日本矯正歯科学会 認定医
東京矯正歯科学会
WFO(World Federation of Orthodontists)世界矯正歯科医連盟
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会
バイオオルソ研究会(東京医科歯科大学矯正歯科OBによる矯正歯科治療の勉強会)
インビザライン認定ドクター
インコグニート認定ドクター