歯科衛生士と歯科助手の違い
こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。
歯科衛生士の募集を開始したところで、歯科衛生士と歯科助手の違いについてお話ししたいと思います。
なぜなら、その違いを知らない一般の方がとても多いからです。
我々からすると大きな違いなのですが・・・。
まず、歯科衛生士は国家資格です。歯科衛生士になるためには、専門学校か大学に3~4年通い、国家試験に合格しなくてはなりません。
歯科助手には資格は必要ありません。昨年、タレントさんが通信で歯科助手の資格を取ったとテレビCMされていましたが、国家資格ではなく、それがなくても歯科助手にはなれます。
次に、それぞれが果たす役割についてですが、歯科衛生士は患者さんのお口の中のクリーニングや歯石取り、歯磨きの指導などができます。特に歯周病治療においては歯科衛生士が主役と言ってもいいぐらいです。矯正歯科の分野では、ワイヤーの着脱も可能です。
一方、歯科助手が許されていることは多くなく、患者さんに触れて良いのはバキューム(お口の中の水を吸う機器)をする時のみです。あとは、ドクターに機器を手渡ししたり、セメントを練ったりと、診療補助業務が主になります(器材の消毒や滅菌はできます)。
どちらもナース服を着ているので、歯科衛生士なのか歯科助手なのか分からないことも多いと思いますが、歯科助手がクリーニングするのは違法ですから、歯科医師か歯科衛生士に処置をしてもらうようにしましょう。
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