藤本順平先生の咬合に関するセミナーに参加してきました
こんにちは、横浜駅近く、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。
本日は品川で、咬合に関するセミナーに参加してきました。
演者は藤本研修会の藤本順平先生と、加治初彦先生です。内容としては文末の通りなのですが、わかりやすく言うと、一般歯科医から見て矯正歯科医に目指して欲しい治療とは、という内容でした。
最近では補綴前処置としての矯正治療の必要性が非常に高まっており、良い連携を図るためには各専門医は互いにその治療を理解し合わなければなりません。(補綴治療とは、クラウン、ブリッジやインプラントなど、歯を補う治療のこと。歯の位置が悪ければ、良い被せものはできないので、補綴治療の前に矯正治療をして、歯を良い位置に移動してから、被せものをすることが長く保たせるためには必要)
矯正治療を受けるのは子供だけという時代は終わりました。他科との連携が必須な成人の矯正治療がこれからも増えていくと思います。
歯科のどの分野の専門医とも良い連携が図れるよう、広範に知識を刷新していく所存です。
○セミナー内容
1. 歯牙の残存率と咬合の関係
2. 矯正治療上咬合は重要か
3. 機能的咬合を無視した矯正治療の問題点
4. 補綴治療上咬合は重要か、長期症例より学ぶ事
5. 世界的コンセンサスに基く最新の咬合論とは
6. 下顎位(中心位)の重要性と決定法
7. アンテリアールガイダンスの意義と決定法
8. 診断・治療に不可欠な咬合器の意義と重要性
9. 正常咬合と不正咬合の境界を考える
10. 矯正臨床とTMDの関わり
11. GP・矯正医の連携で考える咬合の確立
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