自然保定を目指しています
こんにちは、横浜市西区、歯並びとかみ合わせ治療の横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。
矯正歯科用語に自然保定という言葉があります。
これはリテーナーを使用せずに、生体の恒常性により歯並びの安定を得るという考え方です。
矯正治療終了直後はどんな人の場合でも後戻りしようとするので、リテーナーを使用する必要がありますが、一生リテーナーを使用してもらうわけにもいきません。
その後は自然保定に移っていくわけですが、これを達成するにはいくつか条件が有ります。
・矯正治療の計画に無理がないこと
素人が無理矢理並べたような歯並びは安定しません。あくまで自然の力を利用して安定を図るということですから、不自然なものはもちろん安定しません。
・緊密なかみ合わせが獲得されていること
緊密にかみ合わさっている歯はそう簡単には動きません。矯正治療のゴールでは綺麗な歯並びだけでなく、緊密なかみ合わせが求められます。
・口腔内を清潔に保つこと
どんなに矯正治療の結果が良くても、重度の歯周病にかかってしまうと、歯を支える骨がやせて歯が動いてしまいます。
時間と費用をかけて矯正治療をするのですから、美しい歯並びとかみ合わせがずっと保てるようにサポートをしていきたいと考えています。