表側矯正
ワイヤー矯正は、矯正装置を取り付ける場所によって、大きく3つに分類されます。歯の唇側(表側)に付ける表側(ラビアル)矯正と、歯の舌側に付ける裏側(リンガル)矯正、そして上の歯を裏側矯正、下の歯を表側矯正で行うハーフリンガル矯正があります。
表側矯正
Labial Orthodontics
ワイヤー矯正は、矯正装置を取り付ける場所によって、大きく3つに分類されます。歯の唇側(表側)に付ける表側(ラビアル)矯正と、歯の舌側に付ける裏側(リンガル)矯正、そして上の歯を裏側矯正、下の歯を表側矯正で行うハーフリンガル矯正があります。
表側矯正は、ブラケットと呼ばれる矯正装置を歯の表面に接着し、そこに通すワイヤーの力で歯を動かす治療方法です。最も歴史と実績の有る矯正装置で、幅広い症例に適用が可能です。当院では目立ちづらい透明の審美ブラケットとホワイトワイヤーを標準使用しており、審美装置に追加費用は発生しません。
ワイヤー矯正の治療期間は、歯並びの状態や治療内容によって異なりますが、一般的には歯を動かす動的治療に1~3年、治療後の保定に2~3年程度かかります。
矯正治療の前には、まず精密検査を行い、骨格や歯の状態、かみ合わせなどを確認します。それから歯に矯正装置を装着して実際の治療を開始します。ワイヤーの調整などを概ね1ヶ月ごとに行います。最後の段階で、歯の後戻りを防ぐために「リテーナー」と呼ばれる保定装置に切り替え、約3年間経過観察を行います。
このように矯正治療はいくつかの段階かに分けて行うため、しっかりとした治療を行うためには長い期間が必要になります。
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