横浜駅西口 徒歩4分 「横浜フォルテ矯正歯科」院長ブログ

2011年8月21日 - 2011年8月27日

横浜の矯正歯科 生まれつき歯が足りない子供の矯正歯科治療

2011年8月27日|11:57

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木です。

生まれつき歯が足りない方は、すきっ歯になったり歯並びやかみ合わせが悪くなることが多いので、矯正歯科治療が必要となることが多いのですが、それでも健康保険が適用できません。

先天的な問題なので、保険適用されるべきと思うのですが、生まれつき歯がないことを証明するのが難しいからのようです。

確かに歯が足りない部位があっても、生まれつきなかったのか虫歯でなくなったのかは一時点の所見ではわかりません。

複数の歯が足りない方では、矯正歯科治療ですき間を集めてインプラントやブリッジによる治療を行うことが多いので、費用が高額になってしまいがちです。

本人には何の責任もないだけに歯痒い問題です。


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矯正歯科 不正咬合その6 反対咬合(うけ口)について

2011年8月26日|00:03

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

反対咬合(うけ口)についての話です。

先に紹介した日本人の歯科疾患実態調査によると、不正咬合の中で反対咬合(うけ口)が一番割合が小さかったわけですが、私たち矯正歯科医の実感とは少しズレがあります。

なぜなら矯正歯科におとずれる患者さんの不正咬合のうち、反対咬合(うけ口)の割合はもっと大きいからです。

どうしてそんなギャップがあるかというと答えは単純で、反対咬合(うけ口)の患者さん、あるいは親御さんが矯正歯科治療を希望する割合が高いからです。

反対咬合(うけ口)はかみ合わせ以外に、顔貌に影響が出やすいという点から受診率が高いのでしょう。

ほとんどのお子さんが反対咬合(うけ口)の治療をするため、将来的にはうけ口の人はほとんどいなくなるのではないでしょうか。

反対咬合(うけ口)の矯正歯科治療をすると、顔貌も改善します。

ただし、症状が重篤な場合は外科的矯正治療(入院を必要とする)の適応となることもあります。


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矯正歯科 不正咬合その5 開咬について2

2011年8月25日|20:17

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

開咬は噛むのに不便なだけでなく、歯を失うリスクがとても高い歯並びです。

人間の咀嚼時の咬合力はおよそ10kg~20kgであり、

開咬の場合はわずか数本の奥歯だけで負担することになります。

このため、奥歯がそれに耐え切れずに破折してしまうケースが多くあります。

1本失うとバランスが崩れて、2本、3本と失っていくというのが開咬の咬合崩壊パターンです。

8020(80歳で残存歯20本)の調査結果から、開咬だと8020はほとんど達成できないという研究データがあります。

虫歯や歯周病にかからないように良く歯磨きをしていても、歯並びが原因で歯を失うこともあるということを覚えておいてください。


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矯正歯科 不正咬合その5 開咬について1

2011年8月25日|20:07

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

開咬とは、カチッと噛んだ時に奥歯しか当たらず、前歯が当たらない歯並びのことです。

何せ、前歯が当たらないため物が噛み切れず、とても不便な歯並びです。

開咬を主訴に来院された別々の患者さんに同じことを言われたことがあります。

「前歯でものを噛み切るのが夢なんです!」

そして矯正歯科治療を終えて、前歯で噛み切れるようになると、

それはそれは嬉しそうにその喜びを語ってくれました。

矯正歯科医冥利に尽きる瞬間でした。


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矯正歯科 不正咬合その4 過蓋咬合について

2011年8月25日|13:07

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

不正咬合のうちのひとつ、過蓋咬合についてお話します。

耳慣れない言葉だとは思いますが、どんな歯並びを指すかと言うと、噛んだ状態で歯をイーッと見せた時に、下の前歯がほとんど隠れてしまうものです。

deepbite002.jpg

見た目が悪いだけでなく、あごの動きが制限されるため、顎関節にも負担が大きいとされています。

一般的には加齢とともに噛み合わせは深くなる傾向にあるので、気がついた時点での専門医への矯正相談をお勧めします。

また、子供の過蓋咬合はあごの成長を阻害してしまうことがあるので、早目に矯正歯科へ相談する必要があります。


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矯正歯科 不正咬合その3 空隙歯列(すきっ歯)について

2011年8月25日|12:10

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

空隙歯列とは一般的にすきっ歯と呼ばれる歯並びです。

原因としては、

・歯が小さい

・あごが大きい

・歯が足りない

・舌が大きい

などがあげられます。これらは先天的な問題です。

また、元々はすきっ歯ではなかったのに歯周病によってすきっ歯になることもあります。

すきっ歯は矯正歯科での治療で改善できます。

軽度のすきっ歯であれば歯にかぶせものをすることによっても改善が可能ですが、隙間が大きい場合は歯が大きくなり過ぎて不自然になるので、矯正歯科治療が必要です。


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矯正歯科 不正咬合その2 上顎前突(出っ歯)について

2011年8月24日|07:56

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

上顎前突についてのお話です。いわゆる出っ歯な歯並びですね。

ほとんどの方は見た目を気にして矯正歯科治療を希望されるのですが、出っ歯は見た目だけの問題ではありません。

出っ歯だと健康上どんな問題を生じるのでしょうか。

まず、出っ歯だと口が閉じにくく、安静時に口がポカンと開いてしまう方が多いです(口唇閉鎖不全)。こういった方は口呼吸をしています。通常は鼻呼吸です。

すると、口が渇きやすくやすくなり、虫歯や歯周病、口臭の原因となります。

そしていつも口が開いているため、菌が体内に入りやすくなります。

また、出っ歯では、前歯が正常な役割を果たせないため奥歯に大きな負担がかかり、奥歯を失うリスクが高くなります。

そしてもうひとつ、出っ歯だと、前歯をぶつけて折りやすいことがあげられます。冗談ではなくて、出っ歯の方が何かにぶつかった拍子に前歯が折れるというのは良く有ることです。場合によっては抜歯になってしまいます。

そこでわざわざ出っ歯の差し歯やインプラントを作るのもなんなので、矯正治療で出っ歯を引っ込めましょうとなるのですが、それならはじめから矯正治療をしておけば良かったという話です。


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矯正歯科 不正咬合その1 叢生(歯並びのガタガタ)について

2011年8月24日|00:43

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

不正咬合のなかから、まず最も割合の多い叢生についてのお話をしましょう。

叢生とはいわゆる歯並びのガタガタのことを言います。八重歯もこれに含みます。

顎に対して歯が大きい、逆に歯に対して顎が小さいことが原因です。

現代人は軟らかい食事を摂るため、顎が小さくなってきています。そのため、歯が並び切れず、叢生を生じているのです。

昔の人の化石を見ると、歯並びはとても良く親知らずまで綺麗に並んでいます。その時代には矯正歯科治療なんて不要ですね(^_^;

歯と顎の大きさの歴史を調べた研究から、歯のサイズも徐々に小さくなってきてはいるものの、顎のサイズはそれより顕著に小さくなっていることがわかっています。

長い進化(退化)の結果ですから、お子さんに硬いものを食べさせたからと言って顎が急に大きく育って叢生にならないというわけではありません(しっかり咬ませることはもちろん重要ですが)。

叢生を放置すると、見た目が悪いばかりでなく、どう頑張っても磨き残しが出てしまい虫歯や歯周病、口臭の原因となり、歯を失う可能性が大きくなってしまいます。

そこで現代では矯正歯科治療の出番です。

矯正歯科治療で綺麗な歯並びを獲得することにより、素敵な口元となり、尚且つ歯を失うリスクを著しく低下させることができます。

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矯正歯科 ‐ さまざまな不正咬合

2011年8月23日|17:42

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

不正咬合にはいくつかの種類(病名)があります。

叢生、上顎前突、反対咬合、空隙歯列、過蓋咬合、開咬などです。

そして日本人の不正咬合の内訳は以下の通り。

不正咬合の種類.jpg
平成17年歯科疾患実態調査より

わからない矯正歯科用語もあると思うので、簡単に解説します。

叢生・・・歯並びのガタガタを指します。顎の大きさに対して歯が大きい場合、
     逆に言うと、歯の大きさに対して顎が小さい場合に生じます。
     八重歯もこのなかに含まれます。

上顎前突・・・いわゆる出っ歯のことです。上顎自体が前に出ているものと
        歯が前に出ているものがあります。

空隙歯列・・・すきっ歯と呼ばれるものです。叢生とは逆の原理で、
        顎が大き過ぎたり、歯が小さすぎたりすると生じます。
        また歯が足りなかったり、舌が大きかったりしても生じます。

過蓋咬合・・・噛み合わせが深くて、噛んだ時に下の歯がほとんど隠れてしまう
        歯並びを言います。

開咬・・・過蓋咬合の逆で、噛んだ時に奥歯だけが当たり、前歯が当たらない
     歯並びを言います。前歯で噛み切れないため、とても効率が悪い
     咬み合わせです。

反対咬合・・・上の前歯が下の前歯が前に出ている歯並びです。うけ口とも
        呼ばれます。

それぞれの不正咬合がどのような悪影響を及ぼすかを、次回から話していきます。

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矯正歯科 学校での歯並びの検診

2011年8月23日|07:59

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矯正相談をうけていると、学校の検診では不正咬合(歯並びの不正)を指摘されなかったのに、

矯正歯科専門の先生が見ると違いますねと親御さんがおっしゃることがあります。

矯正歯科専門の先生が見ると、というのは間違いではありませんが、

そもそも学校の検診ではそこまでじっくり見ている時間がない!

ので虫歯を見落とさないことが最優先です。

なので、検診で虫歯が見つかって、歯医者に行ってみたら歯並びを指摘された!

ということも多々あります。検診の先生が悪いわけではありません。

学校検診だけでなく、定期的に歯医者さんに通って、歯並びは矯正歯科専門の先生に診てもらいましょう。


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矯正歯科治療中の痛みについて

2011年8月22日|09:22

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

マルチブラケット装置による矯正治療(大人の矯正)では、毎月1回の調整後、2~3日くらいジワッと鈍い痛みが生じます。

矯正歯科治療の痛みの程度には個人差が有り、全く痛みが出ない方もいます。

材料が進歩しているので、昔よりも痛みは少なくなっています。

虫歯の痛みとは全く異質のもので、飛び上がるような痛みなどありえませんから、痛みを心配して矯正歯科治療を敬遠するようならそれはとても勿体ないことです。


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歯列矯正治療に年齢制限があるの?

2011年8月21日|15:24

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こんにちは、横浜駅近く、歯並びとかみ合わせ治療の横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

前回は矯正歯科治療の開始年齢についての話をしました。

では逆に年齢に上限はあるのでしょうか。

答えはNoです。年齢に制限はありません。

歯を動かせるだけの骨(健康な歯周組織)があれば、何歳になっても矯正治療は可能なのです。

最近では、矯正歯科治療が世の中に浸透してきたため、中高年の受診者も増加傾向を示しています。

また、補綴治療(さし歯やインプラント)の前処置としての矯正歯科治療の重要性が増してきているのです。

このため、最新の治療を行っている一般歯科の先生のもとでは、矯正歯科医の活躍の機会が急速に増えています。

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矯正歯科 治療の開始時期について

2011年8月21日|09:54

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こんにちは、横浜駅近く、歯並びとかみ合わせ治療の横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

矯正歯科治療で最も多い質問のうちの一つ、子供の矯正歯科治療の開始時期についてのお話です。

開始時期は、永久歯が上下とも4本ずつはえた頃が良いでしょう。大体7〜8歳くらいです。

ただし、受け口(反対咬合)など、緊急性の高い症例ではもっと早期に始めた方が良いでしょう。

御自身で判断はできないので、受け口でなくても6歳くらいになったら矯正歯科治療を専門としている先生に相談することをお勧めします。

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