こんにちは、横浜駅近くの歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。
日本での見えない透明のマウスピースの矯正装置のシェアNo.1はインビザラインです。そして、それに続くのがアソアライナーという装置です。
見た目は似ていますが、その製造過程は大きく異なります。
インビザラインは、そもそも技工所に模型を送らず、精密なシリコンで採得した歯型、写真、レントゲンを米国へ郵送します。その歯型をラボのコンピューターでスキャンします。その情報を元に、認定ドクターとエンジニアがWEB上で連絡をとり、治療計画から装置の作成まで、全ての作業をコンピューターで行っていきます。
インビザラインがスーパーデジタルとすると、これに対するアソアライナーは、かなりアナログです(だから良いとか悪いとかいう意味ではありません)。とった歯型に石膏を流し、模型にして技工所に送ります。この模型の歯を1本1本バラバラにして、歯科技工士が手作業で綺麗に並べていきます。マウスピース作成前の確認はやはりWEB上で行い、不都合があれば修正してもらいます。
最初の歯並び。何回か装置を作り替えていくと、
こんなに綺麗になってきました。ここまで半年くらいです。少しずつ歯を動かしています。
インビザラインとアソアライナー、どちらでも歯並びは綺麗になりますが、症例によってはどちらが向いている、というのがあります。