4月16日は夕方から東京矯正歯科学会のセミナーがありました。
テーマは「混合歯列期の矯正治療ー効果的な結果を得るためにー」です。
混合歯列期とは、乳歯と永久歯が混ざっている生え変わりの時期のことを言います。
小児矯正治療の急速な普及とともに不必要な治療(治療とは言えないが)まで行われてしまっている場合があることが問題になっています。
周りの子供たちが歯列矯正を始めると、焦って始めようとするママさんは多いのですが、歯並びは人それぞれですから、お子さんにとってその時が最適な開始時期とは限りません。
小児矯正治療は一部の症例を除いて緊急性は高くないため、インターネットで溢れる情報に翻弄されず、信頼できるドクターに巡り会うまで開始を焦らない方が良いと思います。