こんにちは、横浜駅近く、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。
『子供が何だか口の中を気にしていじっている。』
『どうもグラグラの乳歯が有るようだ。』
『これは早く抜いた方が良いのかな、歯医者に行った方が良いのかな。』
と、判断に困ることがあるでしょう。
永久歯が生えてきて、乳歯が抜ける時期は6~12歳くらいと長く、抜ける乳歯は20本もあります。
全てがスンナリ抜けてくれれば良いのですが、そう上手くいかないこともあります。
グラグラしてきた乳歯は、時間が経てば抜けるのですが、早く抜いた方が良い場合もあります。
それは、
・下から永久歯に押されて乳歯が飛び出しており、噛むことにより痛む場合。(歯肉に炎症を起こしている)
・永久歯が歯並びからズレた位置から生えてしまい、正しい位置へ生えるために乳歯が邪魔になっている場合
などです。こういった場合は、早く抜いた方が良いので、歯科医院で診てもらいましょう。
☆注意事項として、怖がりな子供では、歯科医院での抜歯ができなかったり、無理やり抜歯されることによって歯科恐怖症になってしまう場合があります。
歯科が苦手になってしまうと、ついつい歯科医院から足が遠のき、虫歯や歯周病の発見が遅れ、結局大変な処置が必要となってしまいます。
子供のトラウマにならないように抜歯することが、その子を本当に救うことになるのですね。
私たち歯科医師は、何百本乳歯を抜歯しても、その子供にとっては初めての怖い経験であるという意識を持っていなければなりません。
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