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失って気がつく歯の大切さ

2011年11月20日|21:17

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

先日、歯科医院へタクシーで向かっていた時のこと、僕が歯科医師だと知って運転手さんが見せてくれたのが、御自身の治療の見積書。

そこには複数のインプラント埋入による治療計画が記されており、見積もりは200万円台。拝見したところ、きちんとした検査が行われており、費用も妥当なものでした。

今はもう3本しか自分の歯が残っておらず入れ歯を使っているが、硬いものは食べられないし、カラオケで歌も歌えないのが辛いとのことで、1年間、歯のために働いてインプラントにしたいと仰られていました。

そして、「やっぱり歯は大切だ、なくなってから気付いた。」と仰られたのです。

当たり前のことなのですが、歯があるうちは気がつかないもの。

統計的にほとんどの人は10本以上の歯を失っていくのですから、誰しも人ごとではありません。

歯を失わないためには、一番は口の中を清潔にすること。歯垢(プラーク)を磨き残さないことです。

他に、かみ合わせの悪さも歯を失う直接的な原因となります。

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