こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。
映画『ツレがうつになりまして』を観賞してきました。
とても良い作品であるのは疑いようがなく、うつが責められてはならない、差別されてはならない病気であるということを改めて認識させてくれる映画でした。
疫学的には、15人から7人に1人が生涯の間にうつ病にかかると言われており、まさに身近な病気です。
映画の中では、「心の風邪」と表現されていました。
当然、矯正治療を担当する患者さんの中にも、うつ病である、あるいはうつ病の既往が有る方も多くいらっしゃるため、以前にうつ病について学んだことがあります。
その時に印象的だったのが、うつ病が遺伝する病気であるということです。
本人には何ら責任も無く、うつ病は発症するということです。
それを責めたり、差別したりするのは明らかに間違いですよね。