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なぜ八重歯になってしまうのか

2011年9月 2日|16:30

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

歯並びのガタガタの中でも特に多いのが八重歯です。

八重歯は専門的には犬歯の低位唇側転位(ていいしんそくてんい)と言います。

犬歯が生えてくるすき間が足りずに、生え途中で止まってしまった状態です。

八重歯1.jpg

こうなってしまうと、もう上顎の犬歯は何の役にも立ちません。

なぜ、すき間が足りないと八重歯になってしまうのかと言うと、上顎の犬歯は生えかわりが遅いからです。

下のレントゲン写真は生えかわり途中のものです。

生えかわりの様子2.jpg

内側から数えて3番目の、一番上の方に埋まっているのが犬歯です。なかなか生えてこなそうな位置にあるのが分かります。

このように生えてくるのが遅いため、すき間が足りないと八重歯になってしまうのです。

上顎の犬歯は、歯根が長く人間の歯の中で一番寿命が長い歯です。

しかも、かみ合わせの中で非常に重要な働きをします。矯正治療で理想的な位置へ移動させ、正常な働きを与えるのが良いでしょう。

次回は八重歯の矯正治療法についてお話しします。


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