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表側矯正

Labial Orthodontics

表側矯正|横浜市の矯正歯科・小児矯正・矯正なら横浜フォルテ矯正歯科(横浜駅西口 徒歩4分)

表側矯正

表側矯正

ワイヤー矯正は、矯正装置を取り付ける場所によって、大きく3つに分類されます。歯の唇側(表側)に付ける表側(ラビアル)矯正と、歯の舌側に付ける裏側(リンガル)矯正、そして上の歯を裏側矯正、下の歯を表側矯正で行うハーフリンガル矯正があります。

表側(ラビアル)矯正のメリット/デメリット

表側矯正は、ブラケットと呼ばれる矯正装置を歯の表面に接着し、そこに通すワイヤーの力で歯を動かす治療方法です。最も歴史と実績の有る矯正装置で、幅広い症例に適用が可能です。当院では目立ちづらい透明の審美ブラケットとホワイトワイヤーを標準使用しており、審美装置に追加費用は発生しません。

メリット

  • 治療手技が確立されており、基本的にどのような歯並びにも適応できる
  • 裏側矯正やマウスピース矯正に比べ費用を抑えることができる
  • 裏側矯正に比べて違和感が少なく、発音に影響しづらい。

デメリット

  • 表側に装着するため、裏側矯正やマウスピース矯正と比較すると目立つ
  • 装置に食べものが引っかかりやすい。装置を取り外せないため、歯磨きにより一層の努力が必要になる。
  • 金属性の装置は金属アレルギーを起こすことがある
  • 装置が擦れて口内炎ができることがある
  • 装置の影響で口元に厚みが出ることがある

ワイヤー矯正の治療期間

ワイヤー矯正の治療期間は、歯並びの状態や治療内容によって異なりますが、一般的には歯を動かす動的治療に1~3年、治療後の保定に2~3年程度かかります。
矯正治療の前には、まず精密検査を行い、骨格や歯の状態、かみ合わせなどを確認します。それから歯に矯正装置を装着して実際の治療を開始します。ワイヤーの調整などを概ね1ヶ月ごとに行います。最後の段階で、歯の後戻りを防ぐために「リテーナー」と呼ばれる保定装置に切り替え、約3年間経過観察を行います。

このように矯正治療はいくつかの段階かに分けて行うため、しっかりとした治療を行うためには長い期間が必要になります。

基本的なワイヤー矯正の流れ

1

矯正相談

矯正相談

  • 口腔内診査、口腔内写真撮影を行い、写真や類似症例を用いてご説明します。
  • 必要に応じてレントゲン撮影を行う場合もあります(レントゲンの費用はいただきません)。
  • 当院では必ずドクターが矯正治療のカウンセリングを行います。
  • 歯並びのお悩みや装置などのご希望をうかがい、考えうる治療方法や抜歯が必要かどうか、おおよその治療期間などをお話しさせていただきます。
  • 治療費や注意事項についてはスタッフが説明する場合もあります。

2

矯正検査

  • 写真撮影:口腔内、顔貌(がんぼう:かお)など
  • レントゲン撮影(必要に応じてCT撮影)
  • 精密な歯の型取りをあわせて行います。

3

検査結果と治療方針の説明

  • 検査結果をもとに、今後の治療計画や治療費についてご説明いたします。

4

矯正治療の開始

矯正治療の開始

  • 装置を取り付けます。1~2時間程度必要です。
  • 矯正装置を装着すると歯磨きがしにくくなりますので、徹底した口腔衛生の指導をいたします。
  • 治療期間には個人差がありますが、成人の場合1~3年程度必要です。通院は3~6週間に1回程度です。

5

矯正治療終了 保定

  • 矯正終了時の検査と、リテーナーと呼ばれる保定装置の型どりをします。
  • リテーナーを装着し、整えた歯並びが動かないように安定させます。
  • 保定期間は2〜3年程度必要です。通院は半年に1回程度になります。

矯正治療にともなう一般的なリスクや副作用についてのまとめ

  • 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  • 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者様のご協力が重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。
  • 歯ぐき(歯肉)が痩せて下がることがあります。また、歯の根本に隙間ができる場合があります(ブラックトライアングル)。
  • ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  • 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  • 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外すときに、歯のエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物)の一部が破損することがあります。
  • 装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  • 顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、歯列にでこぼこが生じる可能性があります。
  • 加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  • 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。