歯の矯正治療に年齢制限はありますか?
矯正治療中に虫歯ができた場合は治療できますか?
矯正治療のための抜歯、親知らずの抜歯は院内でできますか?
矯正治療の前に親知らずを抜歯しておいた方が良いですか?
親知らずを抜くと顔が小さくなりますか?
矯正のために健康な歯を抜歯してデメリットはないのですか?
歯を並べるスペースを作るために歯を削ることにデメリットはないのですか?
矯正治療の副作用(偶発性)を教えて下さい
矯正治療中でも楽器は吹けますか?
矯正治療はスポーツをするのに問題ありませんか?
小さい子供がいるのですが、一緒に来院しても大丈夫ですか?
矯正治療中に妊娠しても問題ありませんか?
マウスピース型矯正装置(インビザライン)で本当に治るのですか?
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は本当に気づかれませんか?
矯正治療のためにCT撮影が必要ですか?
CT撮影のために追加費用が必要ですか?
出っ歯の矯正治療でも上下の歯の矯正が必要ですか?
部分矯正の治療期間はどのくらいですか?
矯正治療費の分割払いは可能ですか?
2016年7月
Q. 歯の矯正治療に年齢制限はありますか?
A. ありません。矯正治療ができるかどうかは年齢より歯周組織(歯槽骨や歯肉)の状態によることの方が多く、歯槽骨が著しく痩せている場合などは矯正治療ができないこともあります。
Q. 矯正治療中に虫歯ができた場合は治療できますか?
A. 横浜フォルテ矯正歯科では、3名の矯正を専門とする歯科医師に加え、虫歯治療、歯周病治療、抜歯(口腔外科)審美治療を専門とする歯科医師が在籍しておりますので矯正治療中の虫歯治療も可能です。
Q. 矯正治療のための抜歯、親知らずの抜歯は院内でできますか?
A. 可能です。横浜フォルテ矯正歯科には歯科口腔外科を専門とする歯科医師が在籍しております。抜歯の費用は1本あたり5,000円(税別)と比較的費用が抑えられます。*抜歯の受付は横浜フォルテ矯正歯科で矯正治療中の方に限ります。
Q. 矯正治療の前に親知らずを抜歯しておいた方が良いですか?
A. その必要はありません。親知らずは抜歯になることも多いですが、親知らずを矯正治療で利用できる場合もあります。また、奥歯に状態の悪い歯がある場合、その歯を抜歯して親知らずを移動して活用できることも有ります。まずはご相談下さい。
Q. 親知らずを抜くと顔が小さくなりますか?
A. わりと頻繁にこの質問を受けますが、これはありえません(苦笑)。親知らずではありませんが、前歯が前方に出ていて唇が突出している場合は、小臼歯を抜歯して前歯を矯正治療で引っ込めることにより唇の位置が下がります。横顔が小さくなる、と言えるかも知れません。
Q. 矯正のために健康な歯を抜歯してデメリットはないのですか?
A. 健康な歯を抜くのですから、デメリットが無いと言い切ることはできません。それでも矯正担当の歯科医師が抜歯を推奨する場合は、抜歯をして歯列矯正をすることによって得られるメリットの方が明らかに大きい時です。お伝えする側も患者さんの歯を抜きたくはありません。しかし、無理な非抜歯治療で患者さんの見た目や健康を損ねるのはもっと嫌なのです。
Q. 歯を並べるスペースを作るために歯を削ることにデメリットはないのですか?
A. 歯を並べるスペースが足りない時や、上下の歯の大きさのバランスが悪い場合などに、ディスキング(IPR)と言って、少しだけ歯を削ることがあります。エナメル質がわずかに薄くなるため、虫歯に対する防御壁が少しだけ薄くなることになります。また、削ったスペース分、歯根と歯根の距離が近くなり間の歯槽骨が薄くなります(root proximityの減少)。これは歯周病の観点からは若干不利になります。ですので、全くデメリットが無いわけではなく、それを上回るメリットが有ると考えられる場合にディスキングを提案します。
Q. 矯正治療の副作用(偶発性)を教えて下さい
A. 代表的なものに、歯肉退縮、歯肉のブラックトライアングル、歯根吸収があります。また、稀に歯が失活することがあります。歯肉退縮は歯茎がさがり、歯根が露出していくことです。歯肉のブラックトライアングルは重なっていた歯を並べた時に、歯と歯の間の歯肉がない場合にその空間が黒く見えることです。歯根吸収は歯根が短くなってしまうこと。歯の失活は、歯の神経が死んでしまうことです。
Q. 矯正治療中でも楽器は吹けますか?
A. 吹くことは可能です。矯正装置のタイプによりその影響は異なります。
1)表側矯正の場合
スタンダードな表側のワイヤー矯正装置ですが、金管楽器の演奏への影響は大きいです。吹けないことはないのですが、少し楽器を押し当てる痛みがあるので我慢が必要です。ブラケットが当たっても唇が痛くならないようにするプロテクターもあります。ただし、歯並びが著しくガタガタの間は装着ができません。ある程度歯が並んでくるとプロテクターを使用することができます。当院で矯正治療中の患者さんには無料でお渡ししています。
2)舌側矯正の場合
唇側には装置がついていないため、楽器へは影響しづらいです。ただし、舌への影響が有るため、人によっては演奏しづらいと感じるようです。矯正費用が高額になるというデメリットがあります。
3)マウスピース型矯正装置(インビザライン)の場合
演奏中は外せるため、全く影響ありません。ただし、マウスピースを用いた矯正は全ての矯正治療に適用できるわけではありません。
Q. 矯正治療はスポーツをするのに問題ありませんか?
A. 問題ありません。現役のプロサッカー選手でも矯正装置をつけている方がおられるように心配は不要です。注意する必要があるのは格闘技くらいと考えて良いでしょう。
Q. 小さい子供がいるのですが、一緒に来院しても大丈夫ですか?
A. 子供が遊べるキッズスペースを備えた個室を用意しております。また、院内はバリアフリーとなっているため、ベビーカーのまま段差なく個室へ入ることができます。一緒に来院される際には事前にキッズルームの予約を申し出ていただければ幸いです。(キッズスペースのある個室の写真を載せる)
Q. 矯正治療中に妊娠しても問題ありませんか?
A. 基本的に問題ありません。妊娠中は歯肉炎を起こしやすいため注意が必要ですが、矯正治療ができなくなるというようなことはありません。つわりがひどい場合などは休憩を挟みながら診察致しますので、遠慮無くお申し出下さい。
ただし、これから矯正治療を開始するつもりだが妊娠中であるという場合は、レントゲン撮影が胎児のために望ましくないため、原則的に妊娠中の開始はできず、出産後の開始となります。
横浜フォルテ矯正歯科ではバリアフリーでベビーカーがそのまま入れる個室の診療室を用意しておりますので出産後は是非ご利用下さい。
Q.マウスピース型矯正装置(インビザライン)で本当に治るのですか?
A. 適切な症例選択をすればマウスピース型矯正装置(インビザライン)で治療可能な症例はたくさん有ります。残念ながら無茶な適用により失敗している例が特に矯正を専門とする歯科医院以外で増えています。マウスピース型矯正装置(インビザライン)の適切な使用には矯正の知識が必要ですが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を発注できるドクターになるにはたった1日の講習を受ければ良いだけです。当院では、矯正の治療経験より親身になってカウンセリング致しますので、お気軽に来院いただければ幸いです。
Q.マウスピース型矯正装置(インビザライン)は本当に気づかれませんか?
A. マウスピース型矯正装置(インビザライン)は透明なため、気づかれにくいです。本当に気づかれないか、というとマウスピースをしているわけですから、「気づかれない」とは言い切れません。
Q. 矯正治療のためにCT撮影が必要ですか?
A. 基本的に必要ありません。例に大学病院を挙げると、通常の矯正治療のためにCT撮影は行いません。X線撮影を行うのには、被爆のデメリットを明らかに上回るメリットがあるというのが倫理的な大原則です。大学病院でCT撮影が行われないのは、矯正治療のためにルーティンでCT撮影をしても通常診断が変わることはなくは被曝によるデメリットの方が大きいと考えられるからです。当院では低被爆CTを設置しておりますが、必要以上の撮影は致しません。ご安心下さい(CT撮影に追加費用は発生しません)。
Q. CT撮影のために追加費用が必要ですか?
A. 必要ありません。当院の検査費用には、矯正治療前、矯正治療中、矯正治療後の全てのレントゲン撮影が含まれておりますので、ご安心下さい。
Q. 出っ歯の矯正治療でも上下の歯の矯正が必要ですか?
A. 基本的には必要です。出っ歯を気にしている患者さんから、出っ歯を引っ込めるのだから上顎の歯だけ歯列矯正をすれば良いのではないかと聞かれることがしばしばありますが、片顎だけの歯列矯正では噛み合わせをコーディネートすることができないので、不完全な治療になってしまいます。
部分矯正でできるような軽度の出っ歯であれば、上顎だけで矯正治療できる場合もあります。
Q. 部分矯正の治療期間はどのくらいですか?
A. 3ヶ月〜1年ほどです。部分矯正にも表側矯正、舌側矯正、マウスピースを用いた矯正がありますが、矯正装置による治療期間の違いはそれほどありません。
Q. 矯正治療費の分割払いは可能ですか?
A. 横浜フォルテ矯正歯科では、無利息、手数料なしの院内分割払いが可能です。遠慮無くご相談下さい。
学生さんに初めに聞いてほしいこと
生え変わりや顎の成長がほぼ完了した中高生は、美しい歯並びを手に入れるために本格的な矯正治療を始めるのに適しています。受験、成人式、就職、仕事、恋愛、結婚、そして生涯の健康と、その後の人生に向けて矯正治療を始めた方が良いのは分かっているのに、なかなか一歩踏み出せずにいるのはもったいないことです。ぜひ気軽にご相談いただければと思います。
白い歯
近年、口もとの審美性に関心が向けられてきています。白い歯は笑顔をさらに美しく見せます。また清潔な印象を与えるだけでなく、顔全体の明るいイメージにもつながります。
歯が黄ばむ原因
●歯の着色
カレーやコーヒー、赤ワインなどの色素の強いものを長年摂っていると、歯に色素が浸透していきます。歯の表面に着いた汚れは落とすことができますが、歯に入り込んでしまった黄ばみはクリーニングでは落とせないのです。
●加齢
歯の表面は透明感のあるエナメル質でできています。その内部にある象牙質はもともと黄ばみがかっています。そしてその黄ばみは加齢とともに濃くなっていくため、加齢とともにだんだん歯が黄ばんで見えてきます。
まずはクリーニング!!
ご自分で歯の黄ばみが気になった時、まずは歯科クリニックで汚れを落とすことができます。歯の表面に付着している汚れは、ヤニのように部分的に茶色になっていればご自分でもわかりやすいと思いますが、歯全体に膜のように歯垢が付着している場合や、歯の間や際に歯石が溜まり、歯が全体的に黄色っぽく見えている場合もあります。このような場合、クリーニングをすることで本来の綺麗な歯の色が見えてきます。(被せ物や詰め物でも場合によっては磨いて着色を落とすことができるので、歯がキレイに見えます。)
しかし、歯の内部に入り込んでしまった黄ばみはクリーニングでは落とせません。そこでホワイトニングで白い歯に戻すことができます。
歯のホワイトニングとは
一度削ってしまった歯はもとに戻すことはできません。歯を削ったりせずに、歯科のホワイトニング剤を使用して、歯そのものを白くします。
ホワイトニングの種類
●オフィスホワイトニング
歯科医院で行う方法です。ホワイトニング剤を歯の表面に塗布し、ホワイトニング専用の光を照射して歯を白くします。これを数回繰り返します。個人差はありますが、回数を重ねるごとに白さが増します。歯科クリニック専用のホワイトニング剤と専用の光を使用して施術します。
オフィスホワイトニングの種類も様々あります。ホワイトニング剤によって濃度の違いや照射する光の種類、強さも様々です。国内メーカーのものから海外メーカーのものまで、最近はホワイトニング剤の種類も増えてきています。
●ホームホワイトニング
ご自宅で行って頂く方法です。歯科クリニックで歯型をとり、ご自分専用のマウスピースを作ります。ホームホワイトニング用のジェルをマウスピースに盛り、そのマウスピースをはめてホワイトニングを行います。使用するジェルの濃度が抑えられており、時間をかけてゆっくり歯を白くしていきます。ご自分の歯の状態により使用時間も変わります。1日約数10分〜数時間で、数日から数週間行います。
●デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時に行っていく方法です。 オフィスホワイトニングを行いつつ、来院と来院の間の期間にご自宅でホームホワイトニンングを行い、歯を白くします。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違い
オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング | |
---|---|---|
メリット | ・歯科医院で行うため、手間がかからない ・特に自分でやることはない |
・歯にしみにくい ・施術毎に来院する必要はない ・歯の内部に浸透するため、白くなりやすい ・仕上がりに透明感がある |
デメリット | ・しみる可能性がある ・来院の必要がある ・仕上がりに歯の透明感がない場合がある |
・時間がかかる ・自分で行うため手間がかかる |
*両方に共通する注意事項で、施術後、色素の濃い飲食物は摂取できません。
ホワイトニングについての注意点
ホワイトニングできない方
・妊娠している、または授乳中である
・知覚過敏がある
・無カタラーゼ症である(ホワイトニング剤の成分を分解できないため、効果がない)
・光にアレルギーがある
・ホワイトニング剤にアレルギーがある
ホワイトニングによる歯のしみる症状
ホワイトニングをする際に一番気をつけなくてはいけないことは、歯がしみる症状が出る可能性があるということです。オフィスホワイトニングでは、過酸化水素水という漂白成分を使用して歯を白くします。それにより一時的に歯が脱水状態になります。その際、歯のしみる症状が出るケースがあります。一時的なもので、お口の中の唾液により水分が補給され、24時間以内にはしみる症状が治まると言われています。
●しみやすい歯
・知覚過敏がある
・歯ぎしりなどで歯にダメージがある、または削れている
・歯にヒビがある(一見わからないくらい細かいヒビの場合もある)
歯の状態次第では、ホワイトニングができなかったり、また使用するホワイトニング剤を変更することもあります。
ポリリンプラチナホワイトニング
しみる可能性を抑え、歯が白くなりやすいホワイトニングで、ポリリン酸ナトリウムという成分にプラチナナノコロイドを配合したものです。ポリリン酸の特徴として、抗菌や着色除去、沈着防止があります。なお、ポリリン酸ナトリウムは日本で食品添加物として認可されている体の負担を考えた素材です。
ポリリンプラチナホワイトニングの特徴
・しみにくい
・白くなりやすい
・透明感のある綺麗な仕上がり
・ホワイトニング効果が長持ちする
・施術後の飲食の制限が特にない
●なぜ、しみにくい?
オフィスホワイトニングでは、過酸化水素水という漂白成分を使用し、歯を白くします。それにより一時的に歯の水分が出ていき、歯にしみる症状が現れるケースがあります。しかし、ポリリンプラチナホワイトニングの成分であるポリリン酸は過酸化水素水とともに歯の内部まで浸透して行き、水分が抜けてしまう分を補います。(もともと、歯にヒビがあったり、歯ぎしりなどでダメージがある場合はしみることがあります)
●なぜ、より透明感のある白い歯になりやすい?
ポリリンプラチナホワイトニングに含まれるプラチナにより、歯を白くなるための過酸化水素水の反応を促進するとともに、専用のライトを照射することにより、ポリリン酸の着色除去効果を促進することで、ホワイトニング効果を高めています。また従来のオフィスホワイトニングでは、多少歯の脱灰が起こることで透明感が失われることもあるのですが、ポリリン酸が歯の成分と反応することで脱灰を抑えることができます。
●なぜ、効果が長持ちする?
歯の成分と反応したポリリン酸により歯がコーティングされることで、着色の沈着防止効果が続くので、色素の濃いものを摂取した際の歯への沈着を防ぎます。そのため、ホワイトニング効果が持続します。
●なぜ、施術後の飲食の制限はない?
従来のホワイトニングでは、歯の水分が出てくため、お口の中の唾液の水分を吸収して元の歯の状態に戻します。その際に色素の濃いものを摂取すると、その色素も一緒に吸収してしまいます。そのため、飲食の制限があるのですが、ポリリンプラチナホワイトニングでの施術後は、ポリリン酸により歯がコーティングされていて色素の吸収が防止されるため、飲食の制限はないのです。
ホワイトニングの効果があまり望めない歯
ホワイトニングは天然のご自分の歯にしか適用されないため、被せ物や詰め物自体にホワイトニングの効果はありません。
・エナメル質・象牙質形成不全症(もともと歯の質に異常がある)・重度のテトラサイクリン変色歯(生まれつき歯がグレーがかった変色をしている)・神経を抜いた歯(神経を抜いた歯は神経のある歯に比べるとホワイトニングしても白くなりません。しかし、神経を抜いた自分の歯自体を別の方法で白くすることができます)
ホワイトニング効果にムラが出る可能性がある歯
●歯にまだら模様(バンディング)の変色がある歯
ホワイトニングを繰り返すことで綺麗になっていきますが、最初は、まだら模様が浮き出てしまうことがあります。
●歯の表面に白い点(ホワイトスポット)がある
白い点が目立ってしまうことがあります。
このように、キレイなホワイトニング効果が望めない歯を白くしたい場合は、ホワイトニング以外の方法があります。
ウォーキングブリーチ(神経を抜いて変色した歯を白くする方法)
歯の裏から穴を開けて(神経の処置をした時点ですでに歯は削られている)、そこにホワイトニング剤を入れ、仮の蓋をします。白くなったらホワイトニング剤を取り除き、最終的な蓋をします。ゆっくり白くなるので数週間かかります。1〜2週間ごとに来院してホワイトニング剤の交換をしますが、特にご自宅でやることはありません。
ホワイトニングができない歯(ご自身の歯、詰め物、被せ物)を白くする方法
保険の白い詰め物や被せ物には、プラスティック素材が使われているため水分を吸収します。そのため使っているうちに色が変色します。(カレーを入れたタッパーがだんだん黄色くなっていくのと同じイメージです)。天然の歯と同じで、表面の汚れは落とせますが、入り込んでしまった色素の沈着はクリーニングでは落とせません。
●ラミネートベニア
歯の表側の面を数ミリ削って型をとり、セラミックスを貼り付ける方法です。基本的には半永久的に使えますが、噛み合わせや歯の状態によっては、剥がれやすかったり、適用できない場合もあります。
●オールセラミックス
歯を削って、人工的な被せ物を作る方法です。歯を削る必要がありますが、長持ちします。また歯の色のグラデーションまで再現できるものもあるので、より自然に白い歯をつくれます。セラミックス製のため、変色しません。(陶器のコップと同じで、頻繁に色素の濃いものを摂取すると表面に汚れが付着することはありますが、セラミックス自体は変色しません)
結婚式に向けた矯正治療
結婚式に合わせて行う矯正治療です。結婚式に向けて歯並びの矯正治療、クリーニング、ホワイトニングを行う女性がとても増えています。「結婚が決まったけどこの歯並びじゃ...。でも矯正治療が間に合うかな。」という方の希望にできる限り応えらえるように努めています。
結婚式のための装置の一時撤去、再装着
矯正治療の途中で結婚式を迎えた場合、見える部分の矯正装置は一時的な撤去と再装着を行います(表側矯正の場合になります。舌側矯正、マウスピースを用いた矯正の場合は撤去の必要はありません)。
抜歯した隙間が残っている場合の仮歯の装着
抜歯をして矯正治療を行っている方で、隙間がある状態で結婚式を迎えた場合は、装置を外した上で仮歯を装着します。
前歯を優先的に綺麗に並べます
結婚式当日は注目を一斉に集めるわけですし、前歯の見た目が気になるのも当然です。矯正治療では奥歯から移動する方法を取ることも有りますが、ブライダルに合わせた矯正治療では、挙式当日の審美性を考慮し前歯を優先的に並べていきます。
ハネムーン中の保定用マウスピース
結婚式が終わればそのまま新婚旅行へ出かけられる方も多いと思います。旅行中も装置を撤去したまま放置すると、そこまでせっかく綺麗にした歯並びが後戻りしていまい、治療期間が長くなってしまいます。このため、当院では新婚旅行中の後戻り防止用マウスピースをご用意しております。
小さい子供と入れるキッズスペース付きの個室をご用意
めでたくお子様が誕生された後には、一緒に来院できるかが気になるところかと思います。当院ではバリアフリーでベビーカーでそのまま入ることができる個室を用意しております。少し大きな子供が遊べるキッズコーナーが診療台の目の前にあるため、子供の様子を見ながら矯正治療を受けていただけます。
結婚式に向けた矯正治療におけるサービスにてお喜びいただけることは、当院としても達成感が大きいです。
これからも同様に喜んでいただけるよう努めてまいります。
部分矯正
歯並びの気になる部分だけを治す矯正治療です。上顎前歯の部分矯正を希望される方がよく見られます。治療期間は歯の移動量により3ヶ月〜1年くらいとなります。部分矯正でも、表側矯正、舌側矯正、マウスピース型矯正装置を使用した矯正が選択できます(一部の症例では適用できる装置が限られます)。
短期間で見た目を整えられることから魅力を感じる方も多いかと思いますが、安易に行うと噛み合わせが悪くなってしまう場合もあるので注意が必要です。無理に治療を勧めることはありませんので、一度気軽にご相談いただければと思います。
部分矯正の治療法
表側矯正
目立ちにくい透明の審美ブラケット、ホワイトワイヤーを使用しますので一般的な表側矯正より目立ちません。できるだけ費用を抑えたい方にオススメです。
舌側矯正(歯の裏側からの矯正)
歯の裏側に矯正装置を装着するため、人に気づかれにくく部分矯正を行うことができます。矯正装置に食べ物が挟まって見た目が気になるという心配もありません。
マウスピース型矯正装置を使用した矯正
取り外しができる透明のマウスピースにより歯を動かす方法です。横浜フォルテ矯正歯科では数ある部分矯正用のマウスピース矯正装置の中からマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(アソアライナー)を採用して、患者さんごとに適した装置を提案いたします。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)とは
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)とは透明で目立ちにくいマウスピース型の矯正装置です。数あるマウスピースを用いた矯正の中でも世界中で利用されています。矯正方法ですが、2週間おきにマウスピースを交換し、歯並びを整えていきます。マウスピースを用いた矯正が適用可能な方に関してはかなりメリットが多い矯正装置です。
※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は、薬機法の承認を受けておりませんので医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。未承認完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用救済制度の対象外となる可能性があります。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)のメリット
透明で目立ちにくい
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)を装着した口元の写真をご覧下さい。このようにマウスピースをつけていることがわかりづらいです。マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)による矯正治療をうけている方は、人に気づかれにくい点を評価しています。舌側矯正と比較すると滑舌も響きにくいため、接客業や芸能活動をされている方がマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)の治療を希望して多く来院されています。
食事の時に取り外しが可能
マウスピース型の矯正装置は食事の時に取り外しができるという大きなメリットがあります。矯正装置に食べ物がはさまっているのではないか、、、という不安はマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)では無用です。
痛みが生じにくい
ワイヤー矯正(マルチブラケット装置)と比較すると、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は痛みが生じにくいのも特徴です。
舌側矯正(歯の裏側からの矯正)より費用を抑えられる
マウスピース矯正は舌側矯正(歯の裏側からの矯正)より費用を抑えられることから、表側のワイヤーに対して抵抗が強い方に人気があります。一方でマウスピース矯正は舌側矯正(歯の裏側からの矯正)より治療可能な範囲が小さいため、誰もが選択できるというわけではありません。
通院の頻度も抑えられる
ワイヤー矯正と比較すると通院の頻度も抑えられるので、遠方の方やお仕事が忙しく月1回の来院が難しい方でも、矯正治療を遅滞させることなく続けられるという特徴があります。
矯正治療と同時にホワイトニングが可能
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)のアライナー(マウスピース)を使用しホームホワイトニングを同時に行うことができます。当院で矯正治療中、または治療後の患者さんは歯科医院のみで取り扱っているホワイトニング薬剤が1本あたり5,000円(税別)となります。
金属アレルギーの心配が無い
アクセサリーでかぶれやすいためワイヤー矯正の金属アレルギーが心配、というのはよくある質問です。マウスピースを用いた矯正では金属を使用していないため、金属アレルギーの心配はありません。
*ワイヤー矯正の場合でも、表側矯正では金属アレルギーのためにアレルギー反応が比較的出にくい金属を用いた矯正装置もございます。舌側矯正(歯の裏側からの矯正)では金属の量が多くなるため、アレルギーの不安が生じやすくなります。
※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は、薬機法の承認を受けておりませんので医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。未承認完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用救済制度の対象外となる可能性があります。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)のデメリット
適用症例が限られている
マウスピース矯正の適用範囲は広がってきてはいますが、まだワイヤー矯正のようにどんな症例でも対応できるものではありません。上記にあげたようにマウスピースを用いた矯正には一般受けしやすいメリットがたくさん有ります。そんなに良いことばかりなら矯正装置はマウスピースだけで良いと思いませんか?でもそうはなっていません。
使用時間を守る必要がある
当たり前なのですが、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)をはじめとするマウスピース型矯正装置は取り外せるというメリットが有る反面、外してばかりでは治らないというデメリットがあります。マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)を製造しているアラインテクノロジー社は1日22時間以上を推奨しています。
※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は、薬機法の承認を受けておりませんので医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。未承認完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用救済制度の対象外となる可能性があります。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)治療の流れ
まずはカウンセリング(1,000円(税抜))をご利用ください
歯並びのチェックや治療期間・費用の目安などについてのご説明をいたします。お時間はおよそ30分~1時間くらいになりますので、ご不明な点などがございましたら、お気軽にご相談ください。
検査の実施
レントゲン撮影や写真撮影などを行います。検査の結果を基に、それぞれの患者さんに合わせた治療計画、及び治療方針を決定いたします。
治療スタート
マウスピースを装着し治療を開始します。はじめは約1ヶ月の間隔で通院していただき、調整などの処置を行います。その後は各治療段階に合わせて概ね2週間に1度のペースで付け替えを行っていきます。通常は約2~3年で治療を終えます。
※マウスピースは1日20時間以上の装着が必要です。
※食事・歯磨きの際にはマウスピースを外していただきます。
※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は、薬機法の承認を受けておりませんので医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。未承認完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用救済制度の対象外となる可能性があります。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)で全ての矯正治療が可能か?
これは明らかに不可能です。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は透明で目立ちにくく、しかも取り外しができて痛みも考えられた矯正装置です。それは事実ですが、そうであれば矯正治療は全てマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)で行えれば良いのではないでしょうか?でも実際はそうなっていません。理由は単純で、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)では成功しない症例が多いからです。
マウスピースを用いた矯正を受ける場合の歯科医院の選び方
近年はマウスピース型矯正装置(インビザライン)をはじめとするマウスピースを用いた矯正の普及が急速に進んでおり、患者さんはどの歯科医院を選んで良いのか迷われることと思います。
その背景として、技術的に習得が困難なワイヤー矯正(マルチブラケット装置)と比較してマウスピースによる矯正は一般的な歯科医院でも導入がしやすいという面があります。マウスピースを用いた矯正を導入するのには特別な免許や経歴は必要なく、メーカーの講習を1日受ければ良いだけです。それで果たして矯正治療を成功させることができるのでしょうか。
簡単な症例でたまたま成功することもあると思います。しかし失敗するリスクを考えると、応用が効かせられる知識や技術を備えた「矯正を専門とする歯科医院での治療」を選択するのが好ましいと考えています。
矯正を専門とする歯科医師とは
そもそも矯正を専門とする歯科医師とはどのようなドクターを指すのでしょうか。
歯科医師は6年制の大学を卒業後、1年間の臨床研修を行います。その後、矯正治療の技術を習得希望のドクターは大学病院の矯正歯科分野へ進学します。各大学によりカリキュラムはさまざまですが3〜5年の期間で修了となります。ドクター目線で見ると、これらの課程を経ているドクターがいわゆる矯正を専門とする歯科医師となります。
ところが矯正治療の研修を受けていないドクターが、矯正歯科治療を行ったり、矯正を専門とする歯科医院を開業したりすることが規制されているわけではありませんので、選ぶ患者さん側の注意が必要です。
矯正の歯科医院を選ぶ際には、ドクターの経歴(大学病院矯正歯科分野での在籍年数)は確認しておきましょう。また、本当にそのドクターは常勤なのか、事前にどのドクターが毎回治療を担当するか確認した方が良いでしょう。
気づかれにくい舌側矯正
上下とも裏側に矯正装置をつけるため、気づかれにくい歯の矯正治療法と言えます。ドクターの技術も必要とされます。当院では開業以来、増患による移転後も舌側矯正での治療実績があります。歯の裏側から行う舌側矯正の症例は、表側矯正と同様に対応することができます。舌側矯正には上下顎を裏側で行うフルリンガルと、上顎は裏側、下顎は表側で行うハーフリンガルの2種類があります。
上下顎舌側矯正(フルリンガル)
フルリンガルは上下顎とも歯の裏側に矯正装置を装着するため、目立ちにくい矯正治療方法です。装置が見えることに強い抵抗がある方にオススメです。舌に装置がふれやすくなるため、装着後は違和感やしゃべりづらさが出ますが、時間とともに慣れていきます。
治療の流れ
1. 初診相談
患者さんのお悩みやご希望をうかがい、専門的な立場からご相談させていただきます。カウンセリングでは、問題を正確に把握するために、レントゲンおよび口腔内撮影を行う場合があります(ドクターがより良いカウンセリングのために必要と判断して撮影した場合は無料)。
2. 検査
詳しい口腔内診査を行った後、口の中の模型を製作するための歯型とり、噛み合わせの記録、レントゲン撮影、写真撮影を行います。検査資料の分析に約1週間お時間をいただいています。
3. 診断
検査で得られたデータや資料を基に治療計画を立てご提案いたします。また治療方法や期間、費用について患者さんのご要望を伺い、ご相談しながら決めていきます。
4. 治療開始(平均1年6ヶ月~2年)
治療計画に基き矯正装置を装着して歯を動かす治療を開始します。矯正治療中はおよそ1ヶ月に一度、来院していただき装置の調整をいたします。
5. 治療後のメインテナンス(保定)
歯を動かす治療が終了して装置を外した後は、後戻りを防ぐための「保定期間」が症例により約1〜3年必要です。骨が安定していないうちは、歯は元にあった位置に戻ろうとするため、この期間は保定装置を装着し、歯の位置を安定・固定させます。保定装置には、取り外せるマウスピースタイプと、歯の裏側に固定する細いワイヤーのタイプがあります。当院では、目立ちにくいマウスピース保定装置も選択していただけます。
メインテナンスのために3ヶ月~6ヶ月に一度、来院していただき、約1~3年程度で終了です。
矯正治療において保定期間も大事な治療の一部です。きちんと定期検診を受けて、よい歯並び、噛み合わせに努めましょう。
平均1年6ヶ月~2年の治療期間
当院では、効率良く治療を進めるために、歯にかかる力を微調整しながら歯を動かしていきます。個人差もありますが、成人矯正の平均治療期間は1年6ヶ月~2年(保定期間を除く)です。
コンピューター技術による分析と治療シミュレーション
矯正治療で重要な検査・分析の一つに、セファロ分析というものがあります。これは、患者さんの横顔のレントゲン写真を分析するもので、患者さんの歯の傾きの角度や上下の顎の位置のバランスなどを、基準値と照らし合わせて診断します。
当当院では、矯正を専門とする歯科医師の支持が厚く、実績のあるセファロ分析ソフトウェア「画像診断システム(CephaloMetrics AtoZ)」を導入し、コンピューター上で分析を行っています。患者さんにも分析結果をお見せし、内容をわかりやすくご説明いたします。また、画像診断システム(CephaloMetrics AtoZ)は治療後の顔貌予測シミュレーションが行えるソフトウェアですので、治療開始前にご自身の治療後の顔貌予測画像をご覧になれます。
診断と分析より治療計画を作成
矯正ならではの専用検査機器を使用した検査と分析により診断を行い、治療計画を作成いたします。
早い段階で治療の全体像をつかむために、カウンセリング時にレントゲンと口腔内写真を撮影いたします。その後、検査を行い詳しく分析した結果をもとにゴールをイメージしたシミュレーションをお見せしながらご相談し、治療計画を作成いたします。
ゆったり50分時間をとり、患者さん個人の問題に対するカウンセリングを行います
当院では、ゆったりと50分時間をとり、一般的な矯正治療の説明だけでなく、様々な患者さんの条件に合わせたカウンセリングを行っています。
カウンセリングとは、辞書を引くと、「個人のもつ悩みや問題についての解決のために助言を行うこと。」とありますが、短い時間の矯正相談では、矯正治療の一般的な説明をするだけで大半の時間が費やされてしまいます。
患者さんは矯正治療を受けられるのは初めてなので、基本的な説明を省略するわけにはいきません。それらの説明を行った上で、個人の問題に合わせた相談をするための時間を確保しています。
患者さんによって条件は本当に多様です。今の歯並びのどこを気にされているのか、矯正治療に対してどういったことを期待し、また不安に思っているのか。治療期間や費用はどのくらいだろうか、矯正装置はどんなものが選べるのか。これらの疑問に、類似した治療例や、矯正装置の見本をお見せして答えていきます。
カウンセリングでは、問題を把握するために、レントゲンおよび口腔内写真撮影を行い、説明させていただく場合があります(ドクターがより良いカウンセリングのために必要と判断して撮影した場合は無料)。
セカンドオピニオンのご相談
セカンドオピニオンとは患者さんが現在治療されていて、その診断や治療方針について、他の病院の医師に意見を聞くものです。
当院では矯正歯科治療に関する、セカンドオピニオン相談を受け付けております。
<相談例>
■「抜歯が必要です」と言われたが、本当に抜歯以外に治療方法はないのか別の先生に聞いてみたい
■治療期間が適切か、確認したい
■なるべく痛くないよう、痛みに配慮した治療をする方法はないのか、相談したい
セカンドオピニオン相談は、現在他院で受けておられてる診断や治療方針に関してご意見を申し上げることを目的としています。
<ご予約方法>
電話確認(受付電話番号:045-620-6552)またはこちらのフォームから、セカンドオピニオンご希望の旨、お申し出ください。
「セカンドオピニオンの受診には現在治療中の医院からの診療情報提供書が必要となります。
可能で有れば、口腔内写真やレントゲン写真、分析資料をご持参下さい。」
セカンドオピニオンの費用は10,000円(税別)となります。
ハーフリンガル(上顎は舌側矯正+下顎は表側矯正)が採用されやすい理由
舌側矯正(歯の裏側から行う矯正)のうち、ハーフリンガル(上顎は舌側矯正、下顎が表側矯正)を採用しているケースが見られます。下顎に表側の矯正装置を装着しても見えづらいことが考えられます。更に当院では下顎に審美ブラケットとホワイトワイヤーを用い、目立ちにくくするよう調整しております。
ハーフリンガル(上顎は舌側矯正+下顎は表側矯正)のメリット
費用が上下舌側矯正より抑えられている
上下舌側矯正(歯の裏側からの矯正)とハーフリンガルでは費用が20万円くらい抑えられています。
違和感を覚えにくい
下顎裏側の装置は舌にあたるため表側より違和感を感じやすく、装着当初は滑舌も悪くなりがちです(上下裏側でも時間とともに慣れていきます)。
●ハーフリンガルが比較的向いている症例
出っ歯(上顎前突)の矯正治療の場合、下顎の歯は奥にあり目立ちにくいため、ハーフリンガルで治療しているとほとんど気づかれません。
●ハーフリンガルがあまり向いていない症例
反対咬合(下顎前突)の矯正治療の場合、下顎の歯は前に出ているため装置が見えてしまいます。